先日、私がインスタグラムでフォローさせていただいている@bottom.spiritsさんの投稿にこのような画像がアップされていました。
以下、投稿文です↓
ブレイクからゴロタに入り、
ピックアップしなければいけない岸から5メートルの場所から、引き上げられた鳥です。
首にラインが巻きつき
足には、ジグヘッドが刺さってました。
YouTuberかなんか知らんけど、
ボトムの把握もしない内に、
ジグヘッドやったら簡単に釣れるみたいな…
動画を流すから…
ボトムを把握せずに…
ジグヘッドをする人が増えたと思います。
把握してる人なら
絶対に、
ピックアップする距離です。
そんな人が、流行りでジグヘッドをするから…
根掛かりさせる。
その代償が…
この有様。
このリグを根掛かりさせた人が、
YouTuberなどの影響で、ジグヘッドをされてたかは、分かりませんが…
ここ数年…
この様な、理解不能なゴミが目に付きます。
動画配信される方は、釣りをして釣れた動画だけでなく…
このような事がないように…
説明もすべきだと思う。
釣具メーカーも然り。
自然で…
魚の命を…
もて遊ぶ…
釣りを趣味としてる以上…
最低限のマナーは、守って…
自然に敬意と感謝を忘れてはいけないと思います。
刺さったジグヘッドと…
巻きついたラインを回収して…
埋めました。
本当に…
鳥には…
申し訳ない事をしました。
ごめんね。
この投稿を私は入眠直前に見たのですが、その後は色々と考えてしまい眠ることが出来ませんでした。
そして自身の経験も同時に思い出しました。
12月のシャローにて
千代田湖にてシャローカバーにテキサスリグを撃っていた時のことでした。
カモの群れがいるのに気づき、距離をとって回避しながらその群れを見ていたのですが1羽だけ動かないカモがいました。
その時は何も思わなかったのですが、夕方に再びそこに入ると同じ位置にカモがいました。
この瞬間、「ラインに引っかかっているのでは?」とゆっくり近づくと、突如カモは暴れ出しましたが逃げられずにいました。
予想通り、ラインが足に絡まっているようでした。
さらに近づくほどカモは大暴れで、私自身も怖かったです。しかし、それよりも助けなければならないという思いの方が強く、ツライチに寝そべって身体をボートから乗り出して助けることに。
足首から水かきにかけてPEラインがグルグルに巻き付いていました。足を犠牲にしてでも逃げようとするカモだったので急いで切ってあげないと試行錯誤するもPEということもあり、かなり苦戦。
結局10分ほどかかり、カモの行動を制限していたPEは切れたものの、動けるようになった瞬間にカモはものすごい勢いで逃げていき、絡まっているPEライン全てを取り除くことはできませんでした。
その後、嫌な気持ちになったのはいうまでもありません。
目を背ける
私の場合はその時点では生かすことができましたが、先のカモは死んでしまいました。
ですが残念ながらこれらは氷山の一角で、私たちが知らないところで自然に生きる様々な生き物が被害を受けている事実があります。
私はこのブログで色々なことを発信してきましたが、今回のような私たちにとって目を背けたい事実に関しては一切取り上げてこなかったように思います。
私自身、見てみぬふりをしていたのかな。
でも今回の”死”という事実を目の前に、しっかりと向き合わなければならないと思ったのです。
そんな気持ちで浮いたのが先日の千代田湖でした。
さて、ここにラインが絡んでいるのですが、みなさんには見えますでしょうか?
このブッシュを対象に40分ほどラインの回収作業を行った結果がこちら↓
私自身、回収すればするほど驚くことばかりでした。
正直なところ、枝先に絡んでいた数本のラインを回収すれば終わるだろうと思っていたですが、引けば引くほど出てくるライン。
さらに衝撃だったのが、これらのほとんどのラインがものすごく長いということ。手繰れる長さのラインがとても多かった。
これがもしボーターの残したラインであれば私は友だちになれそうにありませんが、このエリアはおかっぱりからも容易に届くエリアです。
手繰ったラインの先が陸であることからも、おかっぱりアングラーの方が手元でラインを切ったのだろうと推察できます。
絡んだ1本のラインにまた別のラインが絡むという悪循環…この結果があのような大量のラインごみを生むことになるのです。
もちろん付いていたのはラインだけでなく、シンカー、フック、ワーム、ジグなども。
私はこれまで千代田湖の様々な姿や表情をこのブログに載せてきましたが、今回の現実を見て改めて、
千代田湖汚いなと。
危険だな。
未来が危ういなと。
そう感じました。
誰かのせいにするのは簡単
たまたま今回回収したラインがおかっぱりからも届くエリアだったということもありましたが、ボーターだって同じようなことをしていないとは到底言い切れません。
私は決して誰かのせいにしたいのではなく、今後少しでもこのような状況を無くしていく方法を考える必要があると思うのです。
無論、これまでの自身の行動などを反省した上で。
ゴミを残さないだけでなく、ゴミを拾って帰ろうというこの時代。やはり1つアクションを起こすことが必要です。
そこでボーターとおかっぱりアングラーの釣行範囲が比較的近い千代田湖だからこそ出来ること…かもしれませんが1つ思い浮かんだことがあります。
そのアイデアのヒントは…
そして、
次回へ続く…。
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