先月号のバサーの特集だった”フロッグ”。
食い入るように読んでいたのですが、それを読んでいるとジワジワと湧いてきたのが”あのロッド使ってみたい”とか”このリールでやってみたい”という感情。
特に現代フロッグのベンチマークと称されていた【WSC65MH】は試してみたいな~と思っていたところ、テルさんに「春まで使っていいよー」とお借りできることに。
このロッドに関しては各方面から良い反応を聞かせてもらっていたばかりか、レジットデザイン公式が”フロッグSPなのに”と言ってしまうほど、フロッグ以外での使用方法でもかなり評判が良いみたいで…。
実際、ご機嫌でここ数週間使わせてもらっています。笑
リールとの相性
これまではZODIAS160MH-2にSLX MGLを合わせて使っていました。
6フィートジャストのレングスはデメリットも若干あると思いますが、アクションのしやすさやキャストのしやすさなどのメリットの方が強いと思っていたのでずっと使い続けていました。
ただリールとのバランスがいまいちしっくりこなくて、1日キャストしていると結構しんどかったです。
SLX MGL(自重190g)に対して、ロッド自重は105g。アクションさせるためにロッドを下げてるとどうしてもリールの重さを感じざるを得ないのです。
この問題に対して、私は160MH-2のタックルには比較的大きめのフロッグを使うようにして、細かいアクションを必要としない場面で使うようにしてます。(シャワーブローズソフトシェル、NF60、スプリンカー、ホンカ―など)
逆にコンパクトフロッグなどの細かなアクションが必要な場合は別タックルで対応しています。
しかし、今回、WSC65MHを使ってみると…あれ?リールの重さを感じないぞ?
おそらくWSC65MHは自重が124gと、これまで使っていた160MH-2よりも19g増したことが1つ。
そしてレングスも6フィートから6.5フィートとおよそ12.7cmも長くなったこと。
この2つの変化がこれまで感じていたリールの重さを一瞬で解消してくれたのだと思います。
…タックルバランスでここまで変わるのか、と正直衝撃でした。笑
2本を1本にまとめられた
諸事情により、10スコーピオンXTを合わせて使ってますが(こちらもリール自重190g)、使いやすさは申し分なく。
キャストに関しては、使うフロッグのウェイトが小さくなるとティップに重さを載せにくいので難しくなるのですが、ミクラやキューなどのウェイトクラス(7~8g)は許容範囲かと思いました。
ティップがやや硬めな感じがするのでしっかりと手首で押し出してあげるのがコツなように思います。ただこれまで6フィートのロッドでやっていたので、レングスが長くなった分だけロッドで送り込めるのもだいぶ楽ですね。
そしてフロッグをアクションさせる際は、6.5フィートでも水面を叩かないことが判明しました。
まぁ長くなった分だけ、ロッドティップを足元から離していけばいいんですけど。それも6.5フィートが限界かな、とは思います。
ラインを躍らせないようにルアーをアクションさせるという使い方だから、この長さでも問題なく使えるんだと思います。ロッドではなくラインでアクションをさせる感じ。ティップで水面をたたくアクションのさせ方では多分長すぎてストレスです。
ロッドではなくラインを動かす使い方であれば、腕や手首への負担は少ないし、実は細かいアクションが必要なフロッグもこれでアクションさせられるようになる。
ひとつ挙げるとすれば、細かい高速アクションよりはネチネチ誘うアクションの方が得意かな?
ともかくWSC65MHを使うようになったことで、これまで分けていたロッドの役割を1つにまとめることができたのは大きいです。
ここまでのまとめ
まだ使ってみてそこまで経っていないので、感じたことはここまでなんですが…。
これは160MH-2に戻る理由が見つからないですね。汗
現代フロッグロッドのベンチマークという表現はかなり的確でした。まだバスをかけていないので何とも言えないんですが”フロッグを投げ続けよう”と思えるロッドです、これ。
フィールドによってレングス(69MH)と使い分けるのでしょうが、私が通うフィールドでは6.5フィートで十分に感じます。
春までお借りできるという事で引き続き使っていきますが(気に入ったなら買えよ。笑)、もう1本気になっているGLOK65MH(DeepForest)も使ってみてから、個人的な新たなフロッグロッドを検討してみることになるかと思います。
(ちなみに出番が消えかけている160MH-2には新たな役割があり、多分そこで活躍してくれるはず!)
それでは!
Thank you for reading!!
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