ハイテク魚探界に衝撃をもたらした【GARMIN・ライブスコープ】。
その最新のテクノロジーを実際に体験することができる?ならば行くしかあるまい!ということで、山梨でGARMIN=センターフィールドさんに行き、イベントに参加してまいりました!
とんでもないやつ
Welcome to KAWAZZSTYLE!!
管理人のRyoです。
さて、今年の2月に導入した魚探、”ガーミンストライカー7SVプラス”。その機能等、未だ使いこなせているとは言えないものの、今年一年使う中で確実に買って良かったと思えるアイテムです。
私はこのストライカーを山中湖にありますセンターフィールドさんで購入したのですが、その購入に至るまでは何度もお店に足を運ばせていただいたり、メール等で質問をぶつけてみたりとなかなかめんどくさい客だったかと。汗
でも、もはや世間はハイテク魚探時代。10万円越えする魚探が当たり前になりそうで怖い中、買いものに失敗はできないのですよ。そんな私の疑問や心配事に丁寧にお答えくださり、安心して購入に踏み切ることができたわけです。
「これで私もハイテク魚探の仲間入りだー!!」なんて喜んでいたのも束の間、今年の秋頃でしたか、とんでもないやつが現れたんです!
GARMIN ライブスコープ
それは今、巷を騒がせている”水中の様子をLIVEで映すこと”ができる、【ライブスコープ】。魚探の画面に水中の様子を生放送でお届けしてしまうとんでもないシステムです!
(当ブログでも速報気味に取り上げました)
これまではイメージの中で行っていたルアーアクションやフォール姿勢、バスのバイト、またはチェイスなどが、ライブスコープを通してイメージではなく、その全てをリアルに、手に取るように分かるようになったことは革命と言っても過言ではないのでは。
その衝撃は瞬く間に広がり、青木大介プロや江口俊介プロ、そしてレンタルボートでは千田隆喜プロなどが次々と導入をしています。
(千田プロのFBより)
私としては単純にとんでもないな!と思う反面、なんだか遠い世界の出来事…みたいな感じでいたのですが、なんとあのライブスコープが実際に体験できるイベントがセンターフィールドで行われるという情報をキャッチ。
しかも、TOP50プロ佐々一真プロの愛艇に乗せていただき、湖上にて体験できる夢のようなイベント。
これは行くしかあるまい!!ということで、期待を胸に膨らませて行ってきたのです!
舞台は山中湖
センターフィールドさんにて受付を済ませ、順番が来たら車で山中湖半まで。
そして現るTOP50、佐々一真プロ。GARMINと言えば、佐々プロ。間違いない。
久しぶりにバスボートに乗れる興奮と、TOP50プロと同船できる興奮と、えげつないくらい寒い山中湖半の気温(2℃)にブルブル震えながら、この日現地で合流した杉山さんといざ湖上へ…。(私たちの後、モリタ&Sさんペアも乗りました)
まずは
いきなりライブスコープ!!ではなく、すでに使っているシリーズについての疑問をしました。
これは先日GARMINデビューをされた杉山さんも同じように思っていたようで、改めてそれぞれの画面でのバス、ベイト、ストラクチャー等の映り方をこまかく教えていただきました。このレクチャーを湖上で、佐々プロにしていただけたのが重要で、自分が思っていた映り方に対して佐々プロが正解・不正解を示して下さったので自信になりました。
そしていよいよライブスコープへ…。
衝撃の世界
まずは佐々プロが水中をチェックしてくださり、画面を見ながらの解説。
この波立っているようなものがバスとのこと。
「どれくらいいるんですか?」という私の問いに対して「数は正確には分からないものの数匹群がっているのが分かります」と答えてくださりながら、佐々プロがメタルジグを落とすと速攻釣れるという!汗
サイズはノンキーサイズでしたが、このあまりにも衝撃的な展開に、私も杉山さんも「こりゃやべぇぞ!」と大興奮。そのまま佐々プロの助言をいただきながら、今度は私と杉山さんで交互にメタルジグをバスの群れに対してシューティングしていきます。
①バスの群れをチェック
②メタルジグが落ちていく(その様子も鮮明に映る)
③魚探を見ながらシャクる(ボトムでのジグの跳ね具合、それに対するバスの反応、すべて見えます)
佐々プロも言っていましたが、本当にゲームのようでした。そこにバスはいるのに、こっちを向いているのに、ルアーを気にしているのに、口を使ってくれない!!この楽しいんだけどもどかしい感じ、伝わります?笑
結局約30分間の体験試乗の最中は杉山さんが魚探画面を見ながらフッキングするも、目で見るのと腕で合わせるのにタイムラグが生じたのかフッキングせず…。ライブスコープでバスキャッチはならずとも、しかしながらあまりに衝撃で夢のある時間を過ごすことができました。
画面の見え方
写真で言いますと、
まずエレキのインジケータの向き(矢印)と同じ方向にライブスコープの振動子が向いていると思ってください。そして、そのまま魚探画面に目を移すと10~12m先の地点のボトムにバスが映っているのが分かります。湖面では矢印マークのあたり。
そこへメタルジグを、ほーいっと!
これがもし、バスの群れに届いていなかったり、はたまた通り過ぎてしまったとしてもそれは全てライブスコープを通して画面に映るので修正可能!届いていなければ巻き取って再キャスト。通り過ぎていたら、巻いて寄せるなんてことができると。
うーむ…おそるべし。
(より分かりやすい解説がアングリングバス12月号に載っていますので、こちらも一読の価値ありです。)
佐々プロによれば、ダウンショットリグであれば、ワームとシンカーはもちろん映像として捉えられるし、最近主流のスイベルも映せるとのこと。あんな小さいものまで映しちゃうのですか?!
高さ
一通り説明を受けた後、私の中で色々浮かんできた疑問を次々としました。
「ズバリ、ライブスコープのメリットは?」とそんなことも分からんのか?水中が見えることに決まってるんだろうが!と読者の方に怒られそうな質問をすると、「高さが分かることですね」と。
高さ…??…そうか!!
これまで私のストライカーではサイドビューでバンクから張り出しているレイダウンの長さは分かったものの、そのレイダウンの水中での高さは、そのレイダウンの真下に行かないと分かり得ませんでした。しかし、真下に行けば当然レイダウンについているバスにプレッシャーをかけることになる。
「それがライブスコープであれば距離をとりながらも、そのレイダウンの高さを知ることができるのでバスにプレッシャーをかけない。また、クランクベイトなどのトレースコースも見えるので下手にスタックさせて場を荒らすことも避けられる」と納得のいく答えをいただけました。
これが最強?
ライブスコープの衝撃を目の当たりにし桟橋に帰着する途中、佐々プロに素朴な疑問を投げかけました。
「こんなにすごい魚探システムであれば、初心者の方が最初に購入するのはこのライブスコープでいいんじゃないんですか?」
すると佐々プロは「資金に余裕があればともかくですが、魚探初心者はまずはオーソドックスな魚探から始めた方が絶対いいです。いきなりライブスコープだと何やってるのかとか、何が映ってるのとか全然分からないと思います。」と答えました。
まぁ、私は心の中でそう答えてほしいと思っていましたが。汗
というのも実際にボートに乗せてもらいながら実釣形式で画面の見方を習いましたが、インジケータの向きが変われば魚探画面もすぐに切り替わるし、一定の間1つの対象を映し続けるのは結構な技術が必要だと思いました。
これがインジケータがあちこち向いていれば、映ったと思えばまた見えなくなり、見えなくなったと思ったら映ったりと、魚探にばかり目が行き、もはやキャストする回数さえ減るのではないかと思ったほどです。
(私はイメージ的にはサーチライトかな、と思いました)
「ではライブスコープはステップアップ的に使えばよいのでしょうか?」という問いに対し、「それでいいと思いますよ!」と爽やかな佐々プロスマイル。
同い年とは思えないその佐々プロの貫禄と落ち着いた雰囲気にカッコイイなーと思いながらボートは無事に帰着しました。
(佐々プロも私も同じ平成元年生まれなのです!)
佐々プロ、ありがとうございました!
ということで
ライブスコープ体験記事でございました。まさかこんなにも早くライブスコープに触れられるとは思いもせず…。
私が今回体験してみて思ったことは、「これは欲しいな」と素直に思いました。この感情は体感した人ならば誰でも抱く感情ではないでしょうかね。
ただし、いくらでも欲しいとは言えるものの、実際にはなかなか値段のするアイテムです。汗
出来れば遠くない未来で、私もライブスコープ取り付けて釣りがしたいなぁ…なんて夢を見ながら。しかし、ハイテク魚探界は今回のライブスコープの登場でさらに熾烈を極めるのではないでしょうか。「ライブスコープなんて夢の話」なんて言っているうちに、来年にはとんでもないやつがまた現れているかもしれません。
今後もハイテク魚探から目が離せなさそうです…。
それでは!!
Thank you for reading!
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