この冬、自分の釣りを振り返る1つの参考書として。
バス釣り参考書?
Welcome to KAWAZZSTYLE!!
管理人のRyoです。
先日は釣りDVDに関する情報をシェアしましたが…
今回は釣り書籍に関する情報をシェアしたいと思います。
バス釣り超思考法
2018年7月に発売された北大祐プロの著書です。発行元はつり人社。
北大祐プロと言えば日本のバスフィッシングの最高峰であるJB TOP50でA.O.Yを2回、シリーズ戦を4回、マスターズやエリート5などのJBタイトルをすべて獲得したグランドスラマーです。バサーオールスタークラシックでの2連覇もされています。レジットデザインのスタッフとして、またご自身のブランド”ペイフォワード”も立ち上げられたりと、その都度ご活躍が注目されている方です。2018年にはアメリカ挑戦を表明されましたよね。
H-1グランプリでお会いした時は、王者の風格を漂わせつつも、写真撮影をお願いすると笑顔で応えてくださりました。
そんな北大祐プロに持つイメージはみなさんはどんなイメージでしょうか?
私はやはり”クランクベイト”ですね。
書籍構成
この書籍はバス釣りをこれまでそれなりにしてきたし、釣ってきたけど、釣果が伸びなかったり、安定しなかったりと自分の釣りに自信を持てない方に対するアドバイスが書かれています。
そしてそのアドバイスはこのエリア、このシチューエーションはこのルアーやこのリグを入れてアクションさせるのがいいなどのテクニック的な要素はあまりありません。それよりもバス釣りに対する考え方や思考の道筋が随所に書かれています。
大きい項目でいうと4つ。
①何が上達を妨げているのか
② バスフィッシングを正しく理解するために
③水質理論
④北大祐流のハードベイトのパワーランク構築
から構成されています。
読み進めていくと、思わずドキッとするようなワードが投げかけられていることが多いです。具体的には、”まず手順、次に道具”、”攻略法をいくらなぞっても経験値は増えない”など。”妄想バスフィッシングを打ち砕け”、なんてことも書いてあります。
また北プロといえば水質理論。これはよくBaseerなどでもチラホラ目にすることが多かったですが、この本では、その”水質理論”が詳しく解説されています。これがまた読んでしまうとすぐにでも釣りに行きたくなる。笑
私としてはこの水質理論を説明する際に身近なフィールドを例にあげていたのでイメージがしやすかったです。
惑わされるな
この本の根底には情報の有益性を的確に判断しろ、というメッセージが書かれています。
私自身もそうですが、昨今ネットやSNSの普及により、ルアーや釣り場の情報を簡単に入手できることで、逆に情報に踊らされることが多いと思います。北プロはその状況こそ、現代のバスフィッシングが全く上達しない大きな落とし穴だと言っています。
なので、毎回釣行前に釣れているか?どんなルアーが効いているかを調べたり、魚から全く反応を得られずスマホで情報を調べてしまう人などには、もはや説教されているような感覚になるかもしれません。笑
しかし、同時に今一度バスフィッシングの楽しさを見直してもらうきっかけにもなりうる内容です。
読み手次第かな?
文章多め
あくまで思考法ということなので、挿絵は本書の後半に書かれているルアーパワーランク分けという項目でルアーの写真が出てくる以外は、ほとんどありません。とにかく文章です。
ただ1つの見出しに対しておよそ見開き1ページなので、思ったよりもテンポよく読み進められました。先ほど書籍の構成にも挙げたように、最終的にはルアーパワーランク分けに導かれるように段階を踏んでいくので、読んでいくうちに引き込まれていく印象です。
まとめ
これまでバスフィッシングをしてきた中でなんとなく釣っていたことを、今一度理論的に考えたいにとっては1つのモデルとなると思います。私はこういう考え方が足りないので、参考になりました。
この冬、自分の釣りを見直すきっかけにもなるかもしれません。
それでは!!
Thank you for reading!
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