【ゾディアス266ML-G】インプレ。旧型に代わる新たなグラススピニングの入門機。

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2021年はZODIASシリーズから6種の新しい番手が登場しています。

今回はその中の1本である【ゾディアス266ML-G】のインプレになります。

マイナーな番手

旧ゾディアスから”260ML-G”という番手が発売されたのが2018年の冬なので、3年ぶりのグラススピニングロッドになります。シマノのバスロッドシリーズの中でグラススピニングロッドが採用されているのがゾディアスのみというが、改めてすごいなというか攻めてるなと思います。

私はこういう番手が好きなのですが、万人に受けるか?と言われるとそうとも言い切れません。

そこをゾディアスで登場させることで、ちょっとした出費で済ませられるようにしているんでしょうね。試し買いしやすい値段のギリギリですし。

ちなみにヘビーユーザーからすると、「この値段でこのクオリティ!?ヤッホイ!!」って感じですよ。笑

ちょうど去年の今頃、バサクラで北大祐プロがグラススピニングを用いた釣りで逆転優勝したんですよね。

それをきっかけに、改めてグラススピニングの記事を書きましたら思いのほか反応が良かったのを思い出します↓

みんなが改めて気になっているであろう【グラススピニング】。私の場合はZODIAS 260ML-Gです。

2020-03-26

マイナーな番手ではありますが実戦派でもあるこのロッド。やはり気になる方はいるようですね。

旧型との違い

まずはカタログ情報から旧型(260ML-G)と新型(266ML-G)を比較してみます。

新旧比較

〇旧型(260ML-G)→新型(266ML-G)〇

レングス 6フィート→6.6フィート(グリップ部を取り外し可能)

自重 97g→117g

グリップ長20.3cm→22.0cm

カーボン含有率 58.4%→53.9%

適合ルアーウェイト MAX12g→MAX15g

あとは見た目の部分での変化を写真で↓

上が266。下が260です。ガイドがオールブラックになったのはカッコイイ。

リールシート部分。

もちろんグリップはカーボンモノコックグリップです。

ルアーの投げ比べ

続いては260ML-Gでメインで使っていたルアーを266ML-Gでキャストして、飛距離やアクションのしやすさを検証してみました。(5回キャストして平均値を出してみました)

リールは16ストラディック2500HGS。ラインはPE0.8に6lbのリーダーを1m結びました。

〇レベルシャッド スプリンター68MR(5.9g)〇

260ML-G  23.8m
266ML-G  21.2m

〇チャビーペンシル(3.1g)〇

260ML-G 24.2m
266ML-G 24.8m
*ドッグウォークのしやすさはどっちもどっちだが、使い慣れている分だけ260ML-Gの方が良かった。

〇マイクロタッピー(4.8g)〇

260ML-G 21.8m
266ML-G 21.4m

〇レゼルブ(5.0g)〇

260ML-G 28.0m
266ML-G 26.0m

〇ボイルトリガー(5.0g)〇

260ML-G 24.2m
266ML-G 23.4m
*トゥィッチをさせようとしてティップを下げると、266ML-Gの場合はギリギリつかないぐらい。(身長173cmでツライチの場合)

〇ヨナシャッド(11g)〇

260ML-G 24.0m
266ML-G 21.6m

〇クラッチDR(6.6g)〇

260ML-G 28.6m
266ML-G 27.4m

補足しておくと、使い慣れているのは言うまでもなく260ML-Gです。ゆえに266ML-Gよりも260ML-Gの方がやや優勢なのはしょうがないと思われます。

飛距離に関してはあまり変化がないことが分かりました。

使用感

カーボンモノコックグリップ採用なので、全体的にグラスロッドではありますが、シャキッとした感じがあります。

トゥイッチやドッグウォークをするにはギリギリの長さという感じで、慣れてくればやりやすいと思われます。

個人的にはアクションが必要なルアーよりかは、シャッドやスモールクランクなどの巻きで使うルアーがベストではないかと思います。ベイトではキャストしにくいウェイト帯のクランクやシャッドをキャストするのも良いと思います。

ロッドが長いので、ルアーを深く潜らせたい時にはすぐにティップを水中に潜らせることも容易いです。

ディープランナー系のルアーにはよりマッチしているかもしれません。(クラッチDRやタイニーブリッツDRなど)

しかし、レングスの長さが6インチ伸びたことによる自重アップ(20g増)は、260ユーザーからするとかなりだるく感じるのは間違いないです。汗

まとめ

現状では、旧ゾディアスのグラススピニング(260ML-G)の代わりとなるのが、今回の新【ゾディアス266ML-G】になります。

【ゾディアス266ML-G】を使ってみて、使用感は260ML-Gとほぼ変化がなかったので、グラススピニングロッドを使ってみたいと思っている方には推せる1本です。

何度もいいますが、¥15000前後で買えちゃうのはゾディアスだからこそです。

ちなみにゾディアス260ML-Gは廃盤につき、一部では新品の266ML-Gよりも値が高くついてしまっているので、素直に【ゾディアス266ML-G】を買うべきです。

ただし、これはあくまで初めてグラススピニングロッドを買う方に対して…です。

私の本音はこちらになります↓ (260ML-G→266ML-Gを使おうと思っている人向け)

【ゾディアス 266ML-G】にゾディアス260ML-Gの姿を重ねるな。

2021-03-15

それでは!

Thank you for reading!!




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