マーカー付きのフロロラインと言えば、FCスナイパーBMS AZAYAKAでしょうか。
少なくとも私の中ではその認識でいます。
一度使ってみてからというもの、実用性だけでなく見た目も美しいということを知り…そこからは気に入って使い続けています。
そんな折、2年前くらいかな?別のメーカーから新たなマーカ付きのフロロラインが登場しました。
”マーカー付き”にピーンときた私は即購入&実践投入しましたが、なんだかんだで時は流れて今に至ります。
というわけで今回は【ザルツ インディケーターフロロカーボン】についてのお話、だったのですが…。
マーキングは単色
マーキングカラーはピンク単色です。ピンクと言っても、オレンジ系にやや近いピンクだと思います。90cmのクリア部に10cmのマーカー部分というバランス。
BMSと比べて使っているカラー数は少ないですが、オレンジがかったピンクマーカーは目視もしやすいと思います。
ただ私がBMS→ザルツインディケーターという使用遍歴ということもあるため、やっぱり単色は寂しく感じてしまいますね。
さらにスプールに巻いてみても、BMSが放つ美しさはやはり別格と感じます。
それが実釣においてどんな効果をもたらすのかと言われてしまえばそれまでですが、私は大事にしたい部分ですね。
単色のメリット
最近はアルデバランMGLに10lbを巻いて使っています。主にメタルワサビー8gを。
魚探を見ながらバーチカルに落としてシャクる際に、きっちりとレンジをコントロールしやすいのが【ザルツインディケーター】。
マーキング部分をロッドティップ部に合わせ、次のマーキング部分までシャクるときっちり1mとれます。それが魚探にもきっちり映るから超楽しい。笑
単色マーキングだからこそ目視がしやすくはっきりしているから、やりやすいんだと思います。(BMSに出来ないわけではないですよ)
単色の苦手とするところ
バーチカルなアクションであれば、単色ゆえの見やすさが優位に立つように思います。
しかし、”これはBMSに軍配かな~”と思う場面はやっぱりあります。
特に思ったのが…
濃いシェードの奥にリグを送り込んだ時や、雨天時などの光量が低い状況がない時にも【ザルツインディケーター】を使ってましたが、暗さによってはマーキングが見えにくいことがありました。偏光グラス越しということもあるかもしれませんので一概には言えませんが…。
そんな時にBMSの5色のマーキングが効力を発揮します。
【ザルツインディケーター】が1色の選択肢しかないのに対し、BMS AZAYAKAは5色の選択肢があって、5色のうちどれかが見える。見えればいい、って感じ。
大事な時に、せっかく見やすくしたラインが見えにくかったら嫌ですよね。”バイトを目で捕らえる”ことができるのが、マーキング付きラインの最大のメリット。
ライン全体で違和感を捉えやすいのはやっぱりBMS AZAYAKAだと改めて思いました。
値段と巻き量
BMS AZAYAKAが75m巻きで¥1500ほどなのに対し、【ザルツインディケーター】が91m巻きで¥1200ほど。
75m巻きという絶妙な量は300m巻きを買うことで解決できますが…値段と巻き量で言えば、ここは【ザルツインディケーター】の方がちょっと安い?
91m巻きも45m×2回と使えば無駄なく使えますし。
ちなみにBMS AZAYAKA10lbの糸径(㎜)が0.290。これに対し【ザルツインディケーター】10lbの糸径は0.270。
やっぱり使っていると”気持ち、細いかな?”とか”ラインがごわつきやすい”と感じてました。
この違いをどう捉えるかは、使うアングラー次第といったところでしょうか。
まとめ
【ザルツインディケーター】を使ってきましたが、マーキング付きラインとしての性能はきちんと備えていると感じます。
マーキング付きラインに抵抗がある方がまず使ってみるラインとしてはアリだと思います。
ただ私はBMS→ザルツインディケーターに移り変わる…ということは無いかと。(用途にもよりますが)
BMS AZAYAKAがマーキング付きラインとして完成されたラインであることを改めて感じる結果となりました。笑
↑ずいぶん前に書いた記事ですが、やっぱりその通りだと思っちゃいますね~。
それでは!
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