7/28はチャプター兵庫第4戦、アクティブCUPでした。年間6戦の4戦目、折り返しです。
さて結果ですが、316gで20位でした。
検量に持ち込んだのは3匹。推定400gの魚が2匹と、キーパーギリの推定200gの魚が1匹。
この時点ではトータル1kgを予想していたのですが、キーパーギリの魚が25cmオンラインから0.1ミリ長さが縮んでしまいました。公式の採寸では24.9cm扱いとなり、ノンキーパー扱い。
200gの魚がなくなり、さらにはノンキーを持ち込んだペナルティとして-500gの措置。2匹で816gのウェイトからさらに減って316gが最終結果となった…というわけです。
これぞ、ルールが厳格に決まっているトーナメント。結果はきちんと受け止めなければなりませんね。
正直、検量後はかなりへこみました。笑
こんな結果となってしまいましたが、私自身としては納得できる展開ができたので、その部分は前向きに捉えたいと思います。
それでは例のごとく、プラクティスから振り返ります。
7/20
記憶から消し去っている悪夢の琵琶湖釣行のイメージを払拭したいのと、年間順位を少しでも維持orアップさせるためのヒントを探しに。
ただ久しぶりにきた東条湖は、“やっぱり良くわからん“。このわからんの中で、
・トップには全く反応がない。
・見える魚がほとんどいない
・上流の魚はガリガリ
・釣れてるレンジは6〜8m(だったらしい)
ということだけは分かりました。子バス自体は居るところにはたくさんいるんですが、そこから少し良いサイズはどこ行ったんだよ、と。まぁシャローにはいないんだよな、ということがわかったといった感じでした。
7/27(前日プラ)
7/21に行われたJBⅡ、そして7/26に行われたチャプターヒューマン大阪の結果を受けて、湖のコンディションはだいぶ仕上がってるんだろうなと。
他のアングラーの動きや入ってるエリアを見ても、かなり渋いんだろうなと思っていました。
その中でパワーがあるのが導水管(大規模インレット)というエリアで、ここであればキーパーには触れるようでした。しかし、だからこそ超人気エリアでもあります。
フライト順が早ければ入れるだろうが、“じゃあ入れなかったらどうする?“となるわけです。
仮に3本揃えられたとしても、ウェイトは平凡なままで、キッカーを入れられれば順位は大きくジャンプアップする。私としては、本湖の浮き物系でキッカーを入れられたら…と考えていましたが、もう1つキッカー率が高そうだったのが導水管な訳で。
そんな導水管にジグを放り込んでみれば、あっさり1200gが釣れてしまうもので困ってしまいました。汗
“攻撃は最大の防御か?“と敢えてデカい魚1匹を狙いにいくことも考えましたが、チラつくのは年間順位というやつで。笑
攻めた結果が空振りだった場合、代償がデカ過ぎます。実際、ジグで釣れた魚は再現性が無い。エリアで釣ったようなもの。
そこで今回の1戦は“耐え忍ぶ“、“防御力“を目標とし、絶対に1匹釣れるエリアを見つけることがそれを達成する足掛かりになると、湖全域を見て回り…見つけちゃったんです。笑
サイズは大きくありません。けれど今の順位を“防御“するならば、必要な1匹でした。この1匹をトーナメント中にきっちり取りにいけるか?
そんなことを考えながらプラを終えました。
試合当日
フライト順は、まさかの2番。笑
導水管、行けなくもないが、リアエレキを搭載したボートらに勝てる気がしない。(ちなみにこの試合1位だった方は導水管に一番に入って、1キャスト目で1700gを釣ってました)
結果を聞けば行っとけば良かったとなりますが、それは結果論。自分はまず手堅く1匹を確保することを優先しました。
向かったのは“いこいワンド“というエリア。このエリアは5/31までは禁止エリアであり、水の流れを意識した釣りをするのであれば真っ先に候補から外されるエリアでもあります。(現にプラの段階から誰も入ってなかった)
導水管や岬回りを丹念にやるアングラーが多いことから、まずエリアがバッティングすることは無く。
さらにはこのワンドに入るには1本ロープを越えなければなりません。このロープ、千代田湖育ちの私であればなんてことないロープなのですが、こと他のアングラーには面倒以外の何者でもないそうで。
ほとんどのアングラーがリアエレキを搭載しているからなんですね。納得です。
というわけで、誰の邪魔を受けることなくワンド内に侵入。ギル系ルアーでバスのポジションを確認しますが、前日よりもサイズダウンしていることが気ががり。その1匹をサイコロラバーで仕留めました。(これがキーパーオンラインフィッシュ)
正直、この時点では“これ微妙だな“と自分も思っていました。自己採寸ではオンライン。ただ1匹が貴重なこの1戦においてこの1匹を諦めることができなかった。
ひとまずライブウェルにキープしたところで、このバス以外にも別のやつがいるはずだとワンド内をグルグル。プチオーバーハングの下にサイコロをすべらせるとまたバイト。今度は目視でも“大丈夫だ“と分かるサイズで丁寧にキャッチして2匹目。
“耐え凌ぐ“、“防御力“。自分が立てた目標に向けて上手く動けているなぁと思いながら、キッカーを狙いにワンドを出ました。
2匹ではなく3匹で終える
あさイチに立て続けにキャッチした以降、その後はノーバイトが続きます。ディープに手を出せばキャッチできる可能性はあったのですが、“おそらくいこいワンドにはまだ魚がいるだろう“という思いから、キーパーを揃えに行くのは最後でいいと考えていました。(いこいワンドは会場かすぐのエリアなのでギリギリまで粘れる)
本湖の浮き物、導水管、岬をスピナベやジグで探りましたが反応はなし。帰着が12:30に迫る中、“防御に徹する“ということでキーパーを取りに行くことに。
前日のプラでギル系に異常に反応が良かったのは分かっていたので、サーチではなく食わせのギル系にシフト。確実に口に入れさせたかったので、ギルーラ2.5インチのスイミングでアプローチ。
そして一撃で勝負を決めて3本目をキャッチしました。
“0と1は違う。けれど2と3はもっと違う“
耐え凌ぐという目標に対しての、今日の自分の釣りのまとめ方としてこれ以上はないだろうと思ってます。お立ちではないだろうが、そこそこの順位はキープできただろうと思っていました…この時までは…ね…。
今回の所感
結果的に-500gという厳しいペナルティを受けたわけですが、ならば有無を言わせない1匹を釣って入れ替えれば良かったわけだし、敢えて持ち込まないという選択もできた。(自分自身、怪しいと思ってたし、試合中にルールブックも確認してました)
ウェイトを少しでも伸ばしたいという思いから、今回の行動となったわけで、リスクマネジメントの部分でも貴重な経験ができたと捉えています。
また違った意味での“1匹の重さ“というものを教えられた気分です。
ただきっちり3本取ってきた自分は褒めてあげたいし、3匹釣ってきたからこそ、ペナルティを食らっても316gというウェイトは残せてポイントはギリギリもらえました。
ここまでの試合でどちらかと言えば強気な攻めで何とか当てられていた釣りとは対照的な今回の1戦。こういうまとめ方ができたのは収穫と思っています。
次戦は8/18
さて次の試合もあっという間にやってきます。
夏真っ盛りの第5戦。ウェイイン率が高くなってくる中で、今回よりもさらに外せない戦いが続きます。
年間順位を気にして参戦したチャプターではありませんが、自分が今持っているもので、どこまで足掻けるか、ここまできたら試しきりたいと思います。
それでは!
Thank you for leading!!
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Ryoさん、済んだことを悔やまず次戦に切り替えよう。
恐らくは次戦が天王山。
この気温で湖の状況は現状よりも悪化するだろうから次戦も我慢の釣りが続くかな?
まだまだあきらめるには早い!