田辺哲男著の【ビッグバスパターンアカデミー】を読んでみました。
レジェンドアングラーの引き出しに学ぶ!!ということで、読み進めていくと明日にでもルアーをキャスト&キープキャスティングしたくなる内容でした。
春夏秋冬
この【ビッグバスパターンアカデミー】は2冊構成で、”春・夏編”、”秋・冬編”に分かれています。
今回私は9月末に購入したので、読み始めは9月を取り上げた章でした。
2冊もっていると、季節を見通した戦略を立てやすいように思います。そして再び読み初めに戻ってくるという。
構成
構成としては、各月を第1週から第4週に分けて書いてあるので、文章量はまぁまぁ多いと思います。
書き方は横書きで、写真はそこまで多くないです。
ただツラツラと文章が書いてあるのではなく、田辺さんとルアマガ編集部のマツさんとの会話方式で進んでいくので読みにくさは感じません。
田辺さん自身、SNSツール(ブログ、FB、インスタ)は使用していらっしゃらないようなので、田辺さんの思考を文字で読めるのは実は貴重だと思います。
あくまでビッグバス
タイトル通り”ビッグバス”をキャッチするための思考プロセスや行動プロセスが書かれています。ビッグバス及びクオリティフィッシュを手にするための方法に絞って書いてあります。
なのでトーナメント確実に入賞したいとか、とりあえずキーパーを揃えられるようになりたいという内容に対する回答はあまりないと思われます。(あくまで読み手がどう捉えるかですが)
対象フィールド
シャローマッディリバー、リザーバーという言葉は多くで出来ますが、そこまでフィールドを絞った話はしていません。
ですがどちらかというと関東フィールドにあるフィールドでの経験が書かれているように思います。
私は好き
もともと田辺さんの釣りは好きでしたが、この本ではこまかくパターンが書かれていて、今まで自分は田辺さんの釣りの外観だけを真似していただけなんだと思いました。笑
強い釣りをやりきるスタンスは個人的にすごく好きです。0か1かみたいな場面において未だデコる方が圧倒的に多いです。
ただこの本を読むと、闇雲なデコはなくなり、プロセスを実践してみた上でのデコになるんじゃないかと思いました。
つまり「何を狙っているのか」ということが明確にできるということです。
それはキャストし続ける根拠に…キープキャスティングに繋がると思います。
強いだけなく
田辺さんの釣りというと強いルアーや釣法を繰り出しているイメージがあります。(イメージね!)
この本にも「そんな使い方?!」みたいなものもありますが、それと同じくらいルアーフィッシングにおいて基礎的なことも書いてあります。
ついつい斜め上行く釣法に気がいっちゃいますし、憧れを抱きますが、同時に基礎を見直すこともできる書だと思います。
まとめ
【ビッグバスパターンアカデミー】。
興味のある方は一度手に取ってみてはいかがでしょうか。
特にここから水温が下がり釣果が厳しくなると思われる中では勇気を貰えますよ。笑
それでは!
Thank you for reading!!
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