バスティンツイスター【ビティーウォーカー】(ティムコ)のインプレです。
バスティンツイスターシリーズ、3番目のバズベイトになります。
特徴
コンパクトバズベイトでありながら(90mm,1/4oz)、強い音を出せる(クラッカーノイズ)という点がこのビティウォーカーの最大の特徴だと思います。
ブレードの大きさも通常のコンパクトバズと比べると大きいです。
ワイヤーの太さも1.2mmとそう簡単にはヘタレない設計だそうです。
キャスタビリティ
4インチイモグラブ程度のワームをつけてウェイトを上げることで、さらピンポイントでキャストを決めやすくなりました。
ブレードも風の抵抗を受けにくいサイズなのがキャスト精度の向上に一役買ってくれてます。
それでいてアピール力は大きめのバズに引けを取らないんだからすごいっす。
恥ずかしながらバスティンツイスターシリーズはこれが初使用になるのですが、ブレードを挟むパーツがゴミ避け仕様になっているなど細かなこだわりも感じられるバズベイトでした。
最大の特徴が最大の欠点?
【ビティウォーカー】のサウンドは
・ブレードの回転音
・ブレードとブラスビーズがぶつかり合う
・ブレードが水を噛む音
ことで生まれています。
しかし、ブレードとブラスビーズをぶつかり合わせるどころか、ブレードとビーズが引っ掛かってしまい、スムーズに巻き始められないという現象が多発しました。
これが結構な頻度で起こり、見ていたモリタも「全然動いてなくないか?」と思わず苦笑い。
最初はトレーラーワームとのバランスも疑いましたが、トレーラーなしでも同様の現象。
やはりブレードとビーズが引っかかることが原因と思われました。
速く巻く
バズベイトが巻き始めからアクションしないのは個人的にはかなり致命的です。汗
ということでまずは力技でエクストラハイギアリールで早巻きしてみました。(SLX MGL)
ですがブレードとビーズが一度引っかかってしまうと、しばらくアクションせずくるくる水中を回ってくるだけでした。
ということで、ギア比はあまり関係なさそうでした。
(ですが、ビティーウォーカーに限らずコンパクトバズは早巻きして浮き上がりを早くする必要はあると思います。)
巻き始めにジャーク
かなり強引です。笑
いくらか回数は減りましたが、それでも解消しないことも多々ありました。
カンタンチューン
今回珍しく2個買いしたので、1つをチューンしてみました。(ちなみに2つとも初動が悪かったです。)
パッケージ開封直後のワイヤーの角度がこちら↓
ようはこの角度を鋭角から鈍角にしていけば干渉する度合いが変わります。
で、90度(直角)を越えると一切干渉しなくなりましたが、変わりにノーサウンド(ブレードの水噛み音のみ)になりました。
結果、ギリギリ当たるくらいの角度にする事で、サウンドを保持しつつ、ブレードが回らない現象はいくらか減りました。
狙ってる?
動き出しがよくなるチューンをしてみた反面、この”動かなさ”は実は狙ってやってるんじゃないかと思いました。
というのも、動かしにくいものを動かすと、相応の力が発生します。
今回で言えば、動かしにくいブレードを動かすことで強い水押しが発生します。
これが大きなブレードがついたバズベイトなら普通かもしれませんが、小さなバズベイトでやることに意味があると思うと、この”動き出しの悪さ”はあえてなんじゃないかなとも考えました。笑
とりあえずはチューン済みとパッケージ開封、二つを使い比べてみたいと思います。
ビティーウォーカーPV
(見た感じ動き出しがいいんだよなぁ…。ロッドの角度とかも関係するのか?)
それでは!
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