【SLX MGLマイクロキャストスプール】インプレッション。SLXにカスタムスプールってどうなの?

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撃ち物系の釣りにおいて、

・7g以上のウェイトを使用

・太いラインを使いたい

という場面では自分の中で外せないのがSLX MGLです。このリールは2019年に発売されたのですが、コストパフォーマンスの高さから使っている方は多いと思われます。

個性がないと言われればあれですが、¥16000台で買えるリールとしては基本性能が充実し過ぎてるよな~と思いながら必ずボートに載せているリールです。

そんなSLX MGLですが、純正スプールでは糸巻量が12lb-100mで、ラインキャパシティからもバーサタイル性が伺えるのですが…結局はPEラインを下巻きした上で、メインラインを巻いて使っています。

ウェイトが重めのリグ(10g以上)を使ったり、フルキャストしたりする際は問題ないのですが、7~10gのリグを使う際やテンポよく撃っていきたい場面ではやや不満がある場面はありました。(できないわけではないというのがこのリールの良い所。値段も加味して)

そんな不満を解消してくれるのではないか?という期待を持って、今回購入したのがアベイルの【SLX MGL用マイクロキャストスプール】です。

前置きが長くなりましたが、今回はこのスプールのインプレになります。

先に言ってしまうと、SLX MGLユーザーはこのスプールを使ってしまったら純正スプールに戻れなくなりますよ。笑

 

スプールスペック

 

正式モデル名はマイクロキャストスプール19SLX40R。

材質はスプール部分が超々ジュラルミン、シャフト部分がステンレス。

溝の深さは4.0mm。

スプール重量は10.0g。(ちなみに純正スプールは10.5g)

ラインキャパは8lb:95m、10lb:75m。

純正スプールからSVSインフィニティを取り外して、こちらのマイクロキャストスプールに取り付けて使用します。

価格は¥11000です。

 

社外ブレーキユニット

 

さて、このマイクロキャストスプールを購入した後、純正スプールからSVSインフィニティを取り外そうとしたのですが、結構ガッチリハマっていてビクともしませんでした。汗

専用道具も持っていませんでしたし、ネットで調べた取り外し方法も純正スプールを傷つけそうだったので、社外ブレーキユニットを購入することに。

ブレーキシューは付いていません。汗

商品名にはSLX MGLと書いてありませんでしたが、SVSインフィニティ用ということだったのでSLX MGLにもしっかりと取り付けることができました。

ただしブレーキシューは付属していないので、純正品と分け合う形で使用することに。笑

そしてラインはFCスナイパー16lbをおよそ50m巻きました。

 

ロッドを軽くふるだけ

 

では、実際にフィールドで使った感覚ですが。

この日はシャローリバーだったこともあり、バックスライド系を使ってみることに。

先発はドライブショット4.5(自重10g)。これまで純正スプールでも何とかキャストできていたワームです。

そして1キャスト目で「あ、全然違うわ。笑」と思わず笑ってしまいました。

スプールレスポンスが全く違いました。汗

これまでは片手でワームを持った状態で、少し強めにロッドを振ることで送り込んでいたドライブショットでした。

しかし、マイクロキャストスプールの場合だと、ワームの重さだけでスプールが回転し、そのまま送り込むことが可能でした。振り子の原理でスパスパと撃っていける感じです。

これが出来るようになっただけでも、買って良かったと思えました。とにかく快適すぎる。

これまで自分を騙しながら使っていたんだなぁと思わざるを得ませんでしたね。笑

同じような使い方をベイトフィネスリールでも行えると思いますが、太めのラインを使いたい場合はベイトフィネスでは難しい部分もあります。

キャストが無理なく決まり始めると、しっかりとバスが釣れるわけで…。

橋脚+鉄杭+係留船+ネットと色々なストラクチャーが複合したエリアでしたが、強引にファイトすることが出来たのもラインを太くしていたからこそ。

マイクロキャストスプールだからこその1本だったと言えると思います。

 

カバースキャットには?

 

さてこのリール(タックル)は、カバースキャットでもよく使っています。

これまでは純正スプール(PE下巻き済み)に20lbを50mほど巻いていました。

今回はマイクロキャストスプール(16lb)で試してみましたが、フルキャストするとスプールには10mほどラインが残る感じで、使えなくはないかな?といった印象。

ただしこれを20lbにした場合、糸巻量は40m前後になってしまうので、結構ギリギリな気がします。汗

余裕をもって使うならば、これまで通りに純正スプールがベストかなと思いました。

 

値段で考える

 

SLX MGLにわざわざ別スプールを購入して使う必要があるのか、という疑問に対しては値段で考えてみたいと思います。

もしSLX MGLとマイクロキャストスプールを合わせると¥16000+¥11000=¥27000ほどになります。

これは20メタニウム1台分より安い価格です(¥30000前後)。もし同じようにシャロースプールを購入すると(¥12000)、約¥42000になります。

つまり、SLX MGL×2台+マイクロキャストスプール×1ヶ=20メタニウム×1台+シャロースプール×1ヶとなるんですね。

比較の仕方がかなり大雑把ですが、上記のように考えることも出来ます。

1台でなんでもやろうとする人もいると思いますし、シチュエーションごとにリールを使い分けたい人もいると思います。

繰り返しになりますがSLX MGLはかなりコストパフォーマンスが高いリールで、リール自重やカラーリングなどにこだわらなけば十分すぎるリールです。

1台を巻き物に、1台を撃ち物(マイクロキャストスプール着用)にという使い分けも出来ると考えると、SLX MGLの2台体制もあり得ますね。

 

まとめ

 

ということでSLX MGL用マイクロキャストスプールのインプレでした。

実釣インプレだけでなく、スプール性能を踏まえた上でのリール選択の仕方も自分なりに書いてみました。

とにかくSLX MGLを使っている方にはこのスプールは使ってみて欲しいなと思います。多分、そのSLX MGLがさらに好きになってしまうと思いますよ。笑

またこれからSLX MGLを買おうと思っている方がいましたら、マイクロキャストスプールも同時購入を検討してみることもお勧めします。

マイクロキャストスプールに関してはこちらから↓

 

それでは!

Thank you for reading!!




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