ヤル気のあるバスに効率よくアピールでき、バイトに持ち込むことの出来る【クリスタルS】。
しかし、いざ買ってみようと思ったら種類がたくさんある?!
というわけで、今日はこれまで使ってきたクリスタルSシリーズのインプレをしていこうと思います。
第1回目はオリジナルとシャローロールです。
タイプ別インプレスタート
本日もご覧いただきありがとうございます!!
Ryoです。
昨日は私がなぜたくさんあるスピナーベイトの中で”クリスタルSシリーズ”を使うのかを書いてみました。
その理由の1つに、”バリエーションが豊富な点”をあげました。
スピナベ自体はアングラーのさじ加減で浮かせも沈めもできます。
ですが、クリスタルSはあえてバリエーション豊かに、システマチックにすることで、より効率よくクリスタルSの持つパワーをバスに届けられると思うのです。
ほんとに奥深いスピナーベイトだと思います。
そんな私もウィンドレンジ以外は所有しておりまして、これまで何匹ものバスと出会ってきました。
田辺さん曰く、「スピナーベイトはそんな簡単じゃない」とのことですが、個人的に使用してきた感想を書いていきたいと思います。
オリジナル
派生系が多いクリスタルSのスタンダードモデル。
ウェイト展開は3/8oz(30・40タンデムウィロー写真上)、1/2oz(35・45タンデムウィロー写真下)の2モデル。
タンデムウィローなので、巻き心地は心地よい巻き感です。
とにかくスタンダードなので、それぞれの派生系のいい所もなんとなく持っている反面、特化している部分があまり明確じゃない気がするので、実は出しどころが分かりにくい気がします。
その中でも私は主に初場所のフィールドや、久しぶりに訪れたフィールドなどで選出しています。
理由は2つ。
①タンデムウィローなので、アピールとスピード感を両立しながら釣り進められる点。
②ヘッド形状がすり抜けやすいので、スタックすることを恐れずに投げていける点。
初場所ほど、エリア全体を見て回る必要がある中で、スローに巻いて進むのは、スピーディに巻いて進むのに比べて時間のロスが大きいです。
しかし、スピードが速すぎれば、リーリングが雑になってしまい、バスへのアピールが疎かになってしまいます。
そしてそのスピード感を持ちながら、カバーに躊躇せずキャストできる。
これらを絶妙にカバーしてくれるのがオリジナルだと思います。
印象的なバスはやはり昨年の精進湖ですかね。
この時は久しぶりに、精進湖に浮いたのですが、あまりにも久しぶりすぎて情報がなく。
溶岩がまばらに続くシャローに対し、オリジナル3/8ozを溶岩の上を通すように引いてくると、おもしろいくらい釣れてくれまして。1時間で7匹くらいかな?
他のモデルではスピードが遅すぎたりスタックが気になる中で、オリジナルが上手く機能してくれた釣行でした。
シャローロール
私が1番好きなモデルであり、クリスタルSシリーズの中で最も釣っているモデルです。
ウェイト展開は3/8oz(30・40ダブルコロラド)のみ。
スピナーベイトを使う中で、ダブルコロラドってあまり手にとらない人って多いと思います。
なぜならブレードがベイトに見えないから。
もしそんな理由でダブルコロラドタイプを使わないのはもったいない!
そもそもスピナーベイトは”スピナーベイト”であり、ブレードをベイトに似せるという考え方に私は疑問を持ちます。
幾多のパーツの集合体がスピナーベイトであって、その見た目や波動のインパクトにバスはバイトしていると思うのです。
そういう意味では、このシャローロールは水の攪拌・押しはシリーズで1,2を争うモデルであり、バスに与えるインパクトは強烈だと思います。
巻き心地も手元にブルブルくるので、スピナベ巻いてるなぁと感じられます。
このモデルを使うようになった経緯は、ホームである千代田湖の水質に起因します。
千代田湖は年間を通して、ややマッディなレイク。
なので、どうしてもタンデムウィローやダブルウィローではアピールに欠けてしまうのです。
使い方は、葦際や護岸の手前に落としてゆっくり巻いてくるだけ。
ダブルコロラドなので水押しMAXでありながら、手元に来るスピードはゆっくりなので、バスに気づかせることが出来つつ、バイトさせる時間を与えられるのです。
実際、岸際から巻いてきて、しばらくするとバイトしてきたバスがほとんどでした。
ヘッド形状もすり抜けがしやすい形。
ただウィードにはめっぽう弱いです。
スピナーベイト自体ウィードに弱いと思いますが、このシャローロールは最悪です。
スピードが遅いので、その分ウィードが巻きついてくるんです。
ただそれも使い方次第でして、ウィードの上を通すような使い方が出来れば、バスに喰いあげさせることも可能です。
次回は
ディーパーレンジとスーパースローロールのインプレをしたいと思います。
それではまた♪
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