フック交換が可能なフットボールヘッドTG(リューギ)とベイトフィネスジグ(ティムコ)。
一見似たようなシステムの中にどのような違いがあるのか。
2つを細かく比べてみながら、それぞれの特性と役割を明らかにしてみたいと思います。
比べてみよう!
Welcome to KAWAZZSTYLE!!
管理人のRyoです。
さて先日は、リューギから発売されているフットボールヘッドTGについて取り上げました。
ただ、取り上げたといっても「私はこんな風に使ってみましたよ~」程度の内容でしたので、この商品自体の良さは伝えきれていないかもしれません。汗
[お時間ある方はこちらも合わせてどうぞ↓]
さて上記の記事の後半で取り上げましたが、この”フック交換が可能”というメリットを持つジグが私の知っている限りではもう1つあります。
それがベイトフィネスジグ(ティムコ)。
(これはハイパーです。)
そこで今回は”フック交換が可能”という類似性を持った2つのアイテムの比較をしてみようと思います。
*ただし、この比較は優劣を見出すための比較ではないことを先に明記しておきます。
そもそも、ヘッド形状が違う=使用目的が違う、になってきます。ベイトフィネスジグはアーキ―ヘッド。フットボールヘッドTGはフットボールヘッド。
優劣を比較するにはあまりにも土俵が違い過ぎると思うので、あくまでそれぞれの特徴をピックアップしてみることに重きを置いて話を進めていきたいと思います。
ウェイト展開
まずはフットボールヘッドTG。
最低ウェイトは5g~ということになります。
つづいてベイトフィネスジグ(ファイン、ハイパーも含む)。
スモラバとしてこのベイトフィネスジグを取り入れる方もいるくらいなので、5g以下クラスのウェイト展開があるのも魅力ですね。
形状
まずはフットボールヘッドTG。
ラインアイ(って呼んでもいいですよね?)が縦向きになっています。
また、オフセットフック等を通す部分も縦向きになっています。
続いて、ベイトフィネスジグ。
ラインアイの部分が横向きになっています。そしてシンカーの後方部にラバーが取り付けられ、横向きのアイがついています。
ベイトフィネスジグはこの後方アイにスプリットリングを通し、フックを通して使用します。スプリットリングを間に挟むことでフック向きは縦向きになります。
フックの可動域
フットボールヘッドTGは左右に約180度。上下に約180度ほどフックが動きます。
そして、ベイトフィネスジグは上下左右約360度ほどフックが動きます。
フットボールヘッドはあくまでフットボールジグなので、そこまで可動域は必要ないのかもしれません。
というのも、フットボールジグと同じように垂直落下は得意分野であり、通常のフットボールジグよりも上下のフック可動域自由な分、ワームが倒れ込む際に大きく助走をとって強く水を押せると思われます。
これが下手に自由に動きすぎると強く水押せないんじゃないか…なんて素人意見です。笑
使えるフックのラインナップ
フットボールヘッドTGは、フックを通す部分の径が太いのでフックのアイの径が細すぎると通りません。
ただウェイトラインナップを見る限り、サイズが小さめのフックの使用は求めていないような気がするので、あまり気にしないほうがいいのかもしれません。
(ちなみに私は1/0のマス針をつけて重ヘッドワッキーを作りました。)
そしてベイトフィネスジグは雑な言い方をすれば、スプリットリングが通ればどんなフックでも使える(と思います)。
ただこれも、スプリットリングの線径よりもフックアイが小さければNGですね。
(ちなみにフックの取り付け安さは人によって意見は変わると思いますが、シンプルなのがフットボールヘッドTGだと思います。ベイトフィネスジグはスプリットリングを使っている分、少し手間…なのかもしれません。)
最強のメリット
これは両方のアイテムに言えることですが、①フックが交換できる、②フックポイントを隠せることは最強のメリットですよね。
ガードがついていると言っても、ジグだって100%根がからないわけではありません。もちろんオフセットの使用で一切根がからなくなるわけではないですが、そのリスクはさらに削減できるのは間違いありません。
そしてフックポイントがダメになったら…交換すればいいんです。笑
いちいち新しく買い直す事はせずとも、シンカー部分が使える限り、何度でも不死鳥のように蘇ることができるのです!
(お財布にも優しいですね!)
というわけで、今回は”フック交換が可能”な2つのシンカーアイテムの特徴をそれぞれ取り上げてきました。便利なアイテムである一方で、人によっては手間がかかるアイテムとも捉えられかねないですが、特徴を把握することで実際に使用する時のイメージが持ちやすくなったように思います。
気になった方はぜひ試してみてください!
それでは!
Thank you for reading!
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