水面を駆けるトップウォータールアーの中でも、軟らかい素材で出来ているフロッグと野良ネズミ。
一見ほぼ同じような特徴を持ち合わせているような2つのルアーは、実際どっちが釣れるのだろか?
そんなアングラーの疑問に対して真正面から向き合った内容が【カエルVSネズミ】。
さて、そんな水面決戦の末に微笑んだのはどちらだったのでしょうか?
…なんて書き方をしましたが、勝敗について一切触れませんので。笑
視聴した感想を書いていきたいと思います。
エンタメ?ドキュメント?ハウツー?
パッケージ裏にも書いてあるのですが、ドキュメントとしてもカバートップの永久保存版ハウツーとしても楽しめる1本と記されています。
エンタメと付け加えたのは私の主観です。トップでの勝負である以上バイトシーンも丸見えですので、アングラーなら絶対興奮しますよね。
なのでエンタメ作品としての側面もあるのかもチェックしていきたいと思います。
エンタメ要素
この決戦は豊英湖2DAYS(ボート)と霞ケ浦水系2DAYS(おかっぱり)の計4日間の総重量で競います。
シーズンは豊英が7月、カスミが8月というタイミングです。
エンタメ要素としてMAX面白いのは豊英DAY1のウッチーの釣りだと思います。
1日でこんなにも転落と栄光を経験できるのか?と思えるくらい濃い内容です。笑
ここで一気に後半までの続きが気になります。スタート大事ですよね。
ドキュメント要素
この決戦はフロッグと野良ネズミシリーズしか使用できません。
よって1日の中の厳しい時間ですらそれらで乗り越えないとなりません。
やっぱり厳しいときは厳しいんだなと見てて痛感します。笑
それはごまかすことのできない事実なんだと思います。
その中でもどのように絞り出すのかという様子もしっかり収録されているので要チェックです。
特に野良ネズミの生みの親にして使い手の大津さんの使用法は必見だと思います。
ハウツー要素
私は普段ボート釣行なので、特に豊英ラウンドの様子はおもしろかったです。
カエルとネズミのそれぞれの良さがどのように活きるのかを見るには、豊英ラウンドが分かりやすかったですね。
特にすごいなぁと思ったのは片方のアングラーが「〇〇でハメてたら怖いなぁ」という中で、まさにもう一方のアングラーがその〇〇でハメちゃってます。
こういう状況判断の様子の理由なども撮影クルーの方が質問してくれるので、エリア選びのヒントになる人も多いかもしれません。
また、ロッドアクションや捌き方も大いに参考になります。
特にカスミ戦の足場が高い場所でのドッグウォークのやり方。こまかく解説してくれているわけではないですが、映像で見て参考になる人も多いのではないでしょうか。
使われているルアー
チキータ(DAIWA)
キュー(DEEP FOREST)
ホンカー(テッケル)
スプリンカー(テッケル)
ダイワのフロッグばかりではなく、様々なメーカーのフロッグをシチューエーションごとに使い分けてる辺りは本気さを感じます。そして使い分けられているのもすごい!
野良ネズミ全シリーズ(オリジナル、マグナム、エンペラー) (ティムコ)
エンペラーとかぶっちゃけ悪ふざけかと思ってましたが、私の考え方が甘かった…。
最後の言葉
全日程の後にフロッグの良さ、ネズミの良さを端的に表すシーンがあります。
このシーンにこのDVD内容の全てが要約されていると思います。
なるほどなぁ~と頷いてしまいました。
試合形式だからこそウッチーも大津さんも本気で、その本気ゆえの戦略が見られる。
どちらが秀でているとは簡単には言えません、ということです。笑
総評
【カエルVSネズミ】を一通り見させていただきました。
エンタメ:ドキュメント:ハウツーの割合でいくと、3:5:2という数字が今回私が見て感じたバランスです。
使えるルアーにしばりアリの艇王と陸王って感じです。
ハウツー要素は自分が求めれば、得られるかもしれません。検証動画として捉えてみるとまた見方も変わるかもしれません。
まだフロッグもネズミも効くかなぁ~…。
来シーズンなんて待ちきれないですよ!笑
それでは!
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