サンデーアングラーの釣行はプライベートな釣行、つまり自分のペースで釣りを進められる場合がありますが、大会やトーナメントというルールや時間制限がある中での釣行の場合もあります。
私は自身で千代田野郎という大会を主催させていただいていますが、それ以外にもいくつか大会などに参加させていただくことがあります。
コツコツとキャスト数をカウントし始めると、試合中のキャスト数って普段の釣行時と比べて違いはあるのか?とふと思いまして…。
ということで、今回は”キャスト数をカウントする癖をつけた状態で大会に参加してみたらどうなったか?”ということを書いてみたいと思います。
千代田野郎2021 第1戦
キャスト数をカウントし始めてから初の大会だったということで、今回は千代田野郎2021の第1戦でのキャスト数の推移を元に色々と分析してみたいと思います。
試合日:3月21日
試合時間:7:00~13:00
参加人数:11人
ウェイイン率:9%
カウントする前は…
ちなみに、それ以前の大会中のキャスト数は、あくまで感覚的ですが…
試合開始時をピークとして、(特に釣れないと)、キャスト数がどんどん減っていく傾向だったと思います。
試合となると、ウェイインすることが必須になるので、釣れない時ほど奔走してしまう私。奔走するということは、ポイント→ポイントへの移動時間も必要となるので、結果的には釣りをする時間が短くなってしまうわけです。
(これはプラクティスをしっかりやってないからだ、と言われてしまえばそれまでですが。汗)
第1戦での目標
シーズン的にはウェイイン出来れば、入賞は確実だろうと思われたこの試合。
1本を確実にウェイインすることがまず1つ目の目標。
そしてキャスト数に関しては、1週間前の釣行では215回(7:00~13:00)だったので、これに近い数字を釣れていても釣れていなくても目指すことにしました。
1本を確実にキャッチしなければならないのにキャスト数を減らしてしまっては、チャンスを減らすことになってしまうので…。
時期的なキャスト維持の難しさ
では、当日のキャスト数の結果です。
~8:00 48
~9:00 32 ←8:30に55投目でキャッチ
~10:00 46
~11:00 42
~12:00 32
~13:00 34
合計 238回
先週のキャスト数という目安があったので、それをモチベーションとして試合中も折れることなくキャストし続けることが出来ました。
またエリアもスポーニングエリアのシャロー付近と決めてまわっていたので、選択肢を絞り込めていおり、効率よくエリアを回れたこともキャスト数を増やせた一因かと思われます。
本当にこの時期の千代田湖は0か100かみたいな展開が求められることもしばしば…。
キャスト数というモチベーションがなければ、今すぐにでも手を止めてしまいそうな心情の中で(天気も雨だったし)、”諦めたらそこで試合終了ですよ”と言い聞かせながら、ロッドを振り続けていたというわけです。
キャッチ後の安堵感とキャスト減
ご存知の通り、私はこの試合では目標通りに1本を持ち込むことが出来て、優勝することが出来ました。
このバスは試合開始から1時間半後の8:30に55投目でキャッチできたわけですが、目標1本と掲げていたので、「これはイケるかもしれない」「かなり安心できるぞ」と喜びが爆発した一方で、安堵感からか緊張の糸がちょっと緩んだ感じがしました。笑
事実、その後の時間は”あ、私、なんかめっちゃ安心し過ぎてるぞ!怒”と、何度も自分を叱咤したことか。もう1つの目標として、キャスト数を減らさないということもあったので、そこは何とかクリアできましたが…。
試合後にはサイトで3本バラしたというアングラーもいたことの話を聞くと、「あそこで安堵してキャスト数が減っていれば、逆転されていたかもしれない」と怖くなりました。
(結果的に私はその後はノーバイトだったわけですが、それはあくまでたらればの話で、キャストし続けなければ違う結果があったかもしれません)
まとめ
ということで、今回はキャスト数をカウントする癖をつけた状態で大会に参加してみたらどうなったか?をテーマに書いてみました。
極論を言えば、試合当日は少ないキャストでリミットを揃えることが出来れば、それが一番なのかもしれません。ただし、そこまでバスの居場所やバイトのタイミングなどを完璧に把握出来ていられればの話ですが…。汗
現状、自分にはそこまでの技量はないので、それを埋める1つの方法としてキャスト数を維持することが必要なんでしょうね。この検証は引き続き行っていきたいと思います。
ですが、ここまでキャスト数=釣果アップと述べてきた中で、「キャスト数??ハハハ、笑わせんな」と嘲笑うやつが現れたのです…。
それでは!
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