”アルカンセ”という言葉。今年のバスフィッシング業界の中でピックアップされる言葉の1つではないでしょうか。
リールチューニング、メンテナンス、パーツなどを長年手掛けてきたZPIが、これまで培ってきたものを新たな形として表現したアイテムが”アルカンセ”です。
今年はロッドやリールなどが番手こそ少ないもののデビューしています。
そんな中、近距離(ショートアプローチ)専用のアルカンセリールが発売されるようです。
その名も【アルカンセRG-C】(アルカンセ ランガンカスタム)
*ページ内の画像は全てZPI HPよりお借りしました。
スペック
34㎜径スプールなのに!?
34㎜径スプールと言われると、糸巻量の心配をする方もいると思います。
19アンタレスやスプール換装したバンタムMGLなどであれば、糸巻量などの懸念をクリアできる場合もあると思いますが、それはあくまで一部のリール。
34㎜径となると、どうしても必要以上のラインを必要とし、結果的にスプールが重くなり、キャストが飛ばなくなる…。
ところが【アルカンセRG-C】は”RG-Cスプール”というこのリール専用のスプールを採用。
なんと、34㎜径なのに14lb-50mしか巻けないのです!!(ということは16lbなら40mくらい?)
”おいおい、いくら何でも少なすぎないか?”と思ってしまいそうですが、私が普段いくフィールド出れば十分に事足りてしまうラインキャパです。
32㎜じゃダメ?
じゃあ、32㎜径で少な目に巻けばいいんじゃないのか?と思ったのは紛れもない私です。
ですが、SLX MGLに16lbを巻いた時、径が小さいがためにラインがコイル状になりまして、釣りのしづらさを感じました。
キャストフィールを求めるとパッと浮かぶのが”ベイトフィネス”リールですが、その多くが32㎜径以下のスプール。
その多くが14lb-16lbなんていうラインを使用することは考えていないでしょう。
通常キャパの34㎜径ではラインキャパが多すぎる。
かといって32㎜径にするとラインがコイルする。
これまで多くのアングラーが感じていた、ラインの太さを求めつつも軽快なキャストかつ操作性も欲するという、相容れなさそうな欲望。
そんな悩みを解決するのが、今回の【アルカンセRG-C】かもしれません。
近距離特化
今回の【アルカンセRG-C】は現在発売されているアルカンセリールと差別化して専用チューンされたモデルです。
ショートアプローチに特化と言われて尻込みする人も今一度思い出してください。
私の場合は30m以内の範囲でのバスとのやり取りが多いです。
…この【アルカンセRG-C】のめちゃ守備範囲ですね。笑
しかも太いラインも使いやすいということで、細いラインを使うよりも、安心してやり取りができるというメリットがあります。
むしろ太いラインを推奨してるような?
これでPEを巻いてフロッグを使ったどうなるんだろうか。
色々と、かなーり気になるリールです(*’ω’*)
まとめ
【アルカンセRG-C】。
スペックを見ると「え?少なくね?」と思う34㎜径にしてはありえないラインキャパですが、実際に使用する場面を想像するとすごく使いやすいのではないか。
キャストフィーリングなどはぜひZPIメインプロモーターであります伊藤雄大さんの動画をチェックしてみてください↓
(このリールに合わせてみたいロッドが一本、頭に浮かんでいます…。)
それでは!
Thank you for reading!!
≪ページにいいねをしていただけると新しい記事を毎日お届けできます。あと、私のテンションがあがります。≫
最新情報をお届けします
コメントを残す