先日参加したTHE FROG。
このイベントに参加するためにフロッグ特訓をしていたのですが、それとは別に検証していたことがあります。
それが”ショートロッドとフロントデッキの相性”です。
目次
きっかけ
それは遡ること2年前くらいになります。
ゾディアスのショートロッドシリーズを集め始めていた頃、ショートロッドの持つキャストのしやすさに心躍っていたのですが、あることに気づきます。
それは”ツライチに乗った状態からだと逆にカバーの奥にキャストしにくい?”ということです。
(*初めに言っておくと、私には大したキャストの技術はありません)
その時はショートロッドも集まっていた頃だったし、ツライチを使い始めていた頃だったので、そのかすかな疑問を見て見ぬふりをしました。笑
ただその時の1つの仮説は、ショートロッドを持った状態でツライチ上からキャストすると、リリースポイントが高くなってしまうので、水面とオーバーハングが形成するわずかな隙間に滑り込ませにくくなっているではないか?ということでした。
それで、今回改めて、ショートロッドとフロントデッキの組み合わせは何がメリットで何がデメリットなのかを検証してみることにしたのです。
4パターン
今回試したのは以下の4つのパターン。
①フロントデッキ無×豊英湖(オーバーハング多め)
②フロントデッキ無×戸面原ダム(オーバーハングほぼなし)
③ツライチ×伊庭内湖(マットカバー、葦原だらけ)
④ミドルデッキ×千代田湖(①~③の良いトコどり)
①フロントデッキ無×豊英湖(オーバーハング多め)
確実にオーバーハングの奥にフロッグを送り込むために、なるべく水面に近い位置からキャスト出来るようにしました。
ショートロッドだからこそ、水面に近くても上手くロッドを振り抜くことができます。
これを長めのロッドで行おうとするとティップが水面をたたくなど、やりにくさは明らかです。
ただショートロッドでもフロッグをアクションさせる際に、ガンネルにロッドがあたりやすく、その辺りは気を遣いました。
これはツライチでやっていれば、まず気にしない部分です。
②フロントデッキ無×戸面原ダム(オーバーハングほぼなし)
水位が落ちているので、基本的にはオーバーハングがない状態。
これならば岸際にフロッグをキャストするのはフロントデッキの有無に関わらず、簡単なことでした。ただロッドの長さで着水音の工夫、ボートの距離の調整が異なってくると思われます。
またアクションに関しては上述した通り。加えて、この戸面原ダムで気になったのは竹の節にフロッグがスタックする現象。
葦やウィードと違い、引っ張れば簡単に取れるわけではなく、スタックしてしまえば回収にはかなりの手間がかかりました。
これがツライチの場合であれば、高さを活かして上方向にもルアーを逃がすことが可能なので、スタックを避ける方法がフロントデッキ無に比べて多くなります。
この場合だとショートロッドでもツライチがあった方が良かったと思いました。
③ツライチ×伊庭内湖(マットカバー&葦原)
これはまさにツライチが活きる場面だったと感じました。
まず、キャストは高い位置から葦ギリギリにルアーを落とすことが可能だからです。
ショートロッドでもダイレクトに葦ギリギリにルアーを落とせます。それでいてアクションはさせやすい。
そしてマットなどで仮にスタックしたり、バイトがあったりした際に、抜き”上げる”ことができます。
フロントデッキ無であれば横に引っ張ってくることとなり、さらにマットにかかりやすくなってしまいます。
私が大会当日、強風の予報と言われつつもツライチを付けたのは、そういう理由だからでした。
④ミドルデッキ×千代田湖(①~③の良いトコどり)
フロントデッキ無のデメリットは、エレキの踏み疲れ、です。
ミドルデッキ、ツライチなどはペダル位置をさげることで、足への負担を軽減できます。
なのでフロントデッキ無であれば、ミドルデッキを使った方が良いのは間違いありません。
それ以外に得られる効果はフロントデッキ無もミドルデッキもさほど変わらないので。
いったんセーブ
というわけで、ここで一旦休憩。
あらゆるフロントデッキとショートロッドの組み合わせでの釣行の際に感じたことをまとめてみました。
次回は、それを踏まえてショートロッド×フロントデッキの相性についてまとめたいと思います。
それでは!
to be continued…
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