千代田野郎終了後にお届けしております、それぞれのフットステップ。
まずは私のプラクティスから試合当日の様子を書いていきたいと思います。
最終戦の様子はこちらから↓
さて、私は第4戦を終えた時点で、年間3位(84pt)の位置にいました。
主催者でありながら、アングラーとしても参加しているこの千代田野郎ですが、このような好位置につけられているのはかなり久しぶりだったので、やりきれば可能性はあると思っていました。
ということでここ1ヶ月は毎週千代田湖に浮いておりました。(まぁ遠征したくてもガソリン代がバカにならないっていうのが大きい理由でしたけど。笑)
プランとしてはキーパー3本をさっさと揃えて、キッカーを狙いに行く…ということですが、このキッカーをどう狙うかという中で、私の場合はシャローカバーでした。
大会から遡って約1ヶ月の間、シャローカバーでバスをキャッチすることが多く、シャローのバスの動きを毎釣行時間を変えて追っていました。
そして、明らかに流れが変わったのが11/3。ここまで私が必ず自信があったエリアでのバスからの反応が一気になくなります。見えていたバスすら消えます。
サンデーアングラーのため、毎日湖の様子を確認することはできないので定かではないですが、パタッと消えてしまったのです。この時点でシャローカバーでのキーパーキャッチに黄色信号が灯りました。
ちなみに水温13度台になってもシャローカバーには千代田湖のバスの主食となっているザリガニは生息しているはずだ、という考えのもと撃ち続け居ていました。そして、それは最終戦で2位だったテルさんが釣ってきたビッグバスがザリガニを吐き出したことで確信になります。
ここ最近のカバー撃ちで、MAXセントクリーチャーホグやスウィートビーバーを積極的に使っていたのはザリガニをイメージしていたというのもありますが、正直これじゃないと釣れなかったとは思ってません。
逆にジグでボリュームを持たせたからこそ反応させられたバスもいたので、カバーと言えども適材適所で撃ち込むルアーを変えないといけないところまでは詰められていたのですが…。
それでもこの釣り方が年間を狙う以上、博打的な要素もはらむと感じていた中で、その可能性が少しずつ下がっていくと、どうしてもキーパー場での釣りにも触っておきたくなり、逆に前日や前週はあまりカバーを見ず、5~7mくらいのレンジをベースに釣りをしていきました。
ただ釣れるサイズはノンキー、キーパーが混ざる感じ。でも確実にポイントを得なければならない以上、3本キャッチは絶対条件なので、前日も釣れる感覚だけ掴んでおきました。
こうなると、改めてキッカーをキャッチする方法を考えければいけなくなり、シャローカバーが念頭にはありつつも、違うアプローチも模索。
その時、パッと浮かんだのがウィードエリア。この時期だとあまり手を付けない方が多いエリア。それは裏を返せばプレッシャーがかかりにくいともいえるわけで、自分の釣りを自分のペースでやれそうだと…。
私はこの最終戦を今年活躍してくれたルアーやリグを次々に繰り出す”総力戦”だと思っていて、このウィードエリアでもしかしたら…と思ったのが、カバースキャット3.5でした。
で、この閃きはすぐに答えをくれ、前日に使い始めると早々にバイトを得ます。当たり方も申し分なく、前日プラなのに思いっきりフッキングをかまします。笑
ですが、なんとラインブレイク。
釣り上げてバスのサイズを確認したかったー、というか釣りたかったーと膝から崩れ落ちる一方で、シャローカバーに代わってこの釣りならキッカーをキャッチにいけるかもとわずかな可能性が生まれることに…。
私にしては前日から釣り方が見えているような感じで、さらに失くしたと思っていた保険証が偶然発見され、いよいよ運は味方しているぞ!と勝手に気持ちが盛り上がった状態で当日を迎えました。
「あれ…今日は暖かい朝だな…」
このわずかな変化がフィールドに大きく影響していたとは…。
試合当日編へ続く。
to be continued…
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