シマノの新製品、個人的に気になるシリーズ。今回はロッドにフォーカス。
まずエクスプライドシリーズがモデルチェンジした点は大前提として、そもそも気になっております。
その辺りを踏まえた上での気になる番手をいくつか…。
目次
+ソリッドティップ番手
ベイトロッドモデルにシマノ初のソリッドティップ搭載シリーズだったのが、2020年にモデルチェンジした際に登場したゾディアス167M-Sだったと思います。
またMH表記のロッドにソリッドティップを組み合わせたロッドが最近多いよなぁ~ってことで、こんな記事も書きました↓
ということで、そろそろゾディアス&エクスプライドからも出るんじゃないかな~と思っていたところで、しっかり登場してきました!
ZODIAS 169MH-S
まずはZODIASから、6.9フィートのロッド。シリーズの中では初の6フィート9インチです。
メーカー文章を読むと、MLクラスで扱うリグを使え且つMHクラスのバットパワーを併せ持つということです。繊細さもパワーも備えた1本ということですね。
私の手持ちにはエクスプライド169Hがあるのですが、こちらが完全にジグ用ロッドであって、テキサス、フリーリグ、バックスライドなどにはあまり向かない…。
ロッドの長さは変えずに、けれども同じようなシチュエーションを撃っていくことを想像すると欲しくなる1本です。
高比重ノーシンカーを使うのにはどうか?という点が気になるところです。
ロッドウェイトは107g、MAX21gまでのリグを扱えるようです。
EXPRIDE 1610M-S
人気番手である6.10フィートにソリッドティップを合わせたタイプ。ノーマルタイプの6.10フィートとの使い分けをしていくことになるのでしょうか?
ソリッドティップの硬さがどれくらいなのかは分かりませんが、Mパワーとソリッドの繊細さが合わさっている1610M-Sの方が、バーサタイルモデルとしてはやれることが多いのかなぁ?
エクスプライドでもやはりソリッドティップモデルが登場しましたね♪
ロッド自重は100g。旧エクスプライド1610Mが110gだったとすると、10gの軽量化ですね。
6.7フィート
EXPRIDE 167MH
こちらもエクスプライドシリーズでは、初の6フィート7インチ。(ZODIASでは167M-Sのみ)
メーカー説明分ではパワーゲームコンセプトのカテゴリーにあり、テクニカルジグ&ワーミングにフォーカスしているようです。”高比重ノーシンカー”というワードが唯一書かれているロッドでもあります。
テーパーがRF、カーボン含有率が99.6%ということで、感度もさることながらやや喰いこみも確保しているのかな~という印象です(あくまで想像。笑)
現状私はEXPRIDE168MH-S(子連れカスタム)で高比重ノーシンカーをやっていますが、ロッド感度とティップの入り具合などがベストなので、167MHもこれに近かったら嬉しいなと思います。
ロッド自重は105gとのこと。
グラスコンポジット
最後はグラスコンポジットシリーズ。エクスプライド・ゾディアス含めてこれまで6フィート以下のグラスコンポジットは6.3、6.6だけでしたが、今回エクスプライドから165ML-Gが登場します。
EXPRIDE 165ML-G
カーボン含有率は63.5%。ロッド自重は110g。ちなみに6.5フィートのロッドって旧エクスプライドだと165ML+と165MH-LMがあるんですけど、これらはどちらも希少番手になってるはず。汗
これが6.5フィートという番手だからなのか、あるいは細かく使用シチュエーションが決められたロッドだからなのか、それとも黒田プロ推しだからなのかは分かりませんが…。笑
単純に、
165ML+ → ジャークベイト、トップ(ロッドアクション系)
165MH-LM → シングルフック系
165ML-G → クランク、バイブレーションなど
みたいな使い方が、ロッドレングスを変えずに出来るのか~と想像。(ちなみにこういう使い分け、個人的に大好きです。笑)
ZODIAS 166ML-G
そしてゾディアスから出るのが166ML-G。「あれ?もう出てなかったっけ?」と思ってしまいそうな平凡な番手なんですが実は出てなかったんですね。そして意外と待ち望んでいた人も多そうな気がする。
今回、新たに出る166ML-Gの自重が117g。旧ゾディアス166ML-Gの自重も117g。
そしてカーボン含有率ですが、新166ML-Gが58.8%(=グラス約41%)なのに対して、旧166ML-Gが35.9%(=グラス約66%)。
あくまで表記してある数字のみの比較になりますが、グラス含有率の差がおよそ25%もありながらロッドの自重に変化がないことが分かります。
一方で新166ML-Gがよりグラスコンポジットに近いことが分かりますね。逆に言うと、旧166ML-Gはピュアグラスに近いという位置づけに…。
これは使う人によってどちらを選ぶか…ということになるのでしょうか。仮に使い分けを考えるならば、旧166ML-Gは低水温期、そして新166ML-Gはそれ以外とかですかね。ロッドの長さや重さは変わらないのでそこはありがたいかと。
まとめ
ということでシマノ新製品、ロッドの中で気になる番手をあげてみました。
ここに挙げた以外にもゾディアス&エクスプライドそれぞれの270MH+ (ゾディアスは2ピース)も気になっておりますが、優先順位で考えると今回挙げたロッドになりますかね。
そして今回挙げてみて感じたのは、”私、奇数番手好きなのかも…”ということでした。笑
それでは!
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