【スコーピオンBFS XG】実釣経験を踏まえてインプレです。

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先月末に発売された「Scorpion BFS」シリーズ。歴代のスコーピオンシリーズの中で、初めてベイトフィネスチューンされたモデルが登場しました。

もはやバスフィッシングシーンで避けては通れない”ベイトフィネス”というジャンル。各メーカーからリール、そしてカスタムパーツが販売されている一方で、結局どれがいいのか分からない・・・

SHIMANOのバスフィッシング入門機といっても過言ではない”Scorpionシリーズ”。

そこから新たに登場した実売価格2万円台後半の、この”ベイトフィネス特化機”の真価やいかに。

 

実釣を経ています

みなさん、こんばんは!!

Ryoです。

ということで、本日は先日購入いたしました、Scorpionシリーズしか使わない私にとって、待ち焦がれた新製品『Scorpion BFS XG』のインプレになります。

先日はとり急ぎ、ササッと外観のみを紹介しましたが、

 

 

今回は千代田湖&精進湖で実践投入してみて率直に感じたことを書いていこうと思います。

一応、バスもかけてますので、

 

 

机上の空論のようなインプレにはならないはずです・・・。笑

なお私だけでなく、私よりリールにうるさいモリタくんにも使っていただいてますので、少々多角的かも!?

それではこまかく見ていきます!

 

とりあえずスペックから

品番 ギア比 最大ドラグ力
(kg)
自重(g) スプール寸法
(径mm/幅mm)
フロロ糸巻量
(lb-m)
最大巻上長
(cm/ハンドル1回転)
ハンドル長
(mm)
ベアリング数
S A-RB/ローラー
本体価格(円) 商品コード
RIGHT 6.3 3.5 165 32/22 8-45 63 42 7/1 35,000 03755 8
LEFT 6.3 3.5 165 32/22 8-45 63 42 7/1 35,000 03756 5
XG RIGHT 8.2 3.5 165 32/22 8-45 82 42 7/1 35,000 03757 2
XG LEFT 8.2 3.5 165 32/22 8-45 82 42 7/1 35,000 03758 9

※XGはエキストラハイギア仕様です。
△最大巻上長は、最外径による計算値となっています。

(SHIMANOホームーページより)

私は今回”対カバーと手返しの良さ”を重視したので、ハイギアかつレフトハンドルを選択しました。

 

ZODIASとの組み合わせ

やっぱりフィールドで見ると、普通にカッコよかったです。笑

SHIMANOのスタッフの方も、この低価格帯コンビでの使用を狙っていると言ってましたから。

ZODIASの基調カラーの黒と赤が、ブレーキキャップにしっかり採用されてます。

 

リールの重さ

私:「重すぎず、軽すぎず、ほんとに疲れないなー」

モリタ:「(前向きな)軽ッ!!」

 

フロロ10Lbを約40mを巻いた重さです。

 

おそらく同社のBFS上位機種が”NEWアルデバランBFS”かと思うのですが、

NEWアルデバラン BFS XG[ALDEBARAN BFS XG]

 

そのアルデバランの重さが130g。スコBFSよりもさらに35g軽いことになります。

すごい技術だなーと感心する反面、軽すぎじゃない?という心配な面も。

実際、軽さが逆に仇となっているような趣旨のインプレを何度か目にしました。

 

近い重さなのが、名作と名高い”メタニウムMGL”(175g)。

メタニウムMGL

(画像はSHIMANOホームページより)

所有している方も多いと思いますので、重さを多少イメージできるかと思います。

 

そして組み合わせているZODIAS 168L BFSの重さが105g。

合計で280g。私にとっては”軽すぎない、疲れない、適度に重さを感じられる”範囲です。

キャストフィーリング

私:「3.5gDSにアバカスが快適に飛ぶなぁー」

モリタ:「1.8gDSにサターンワームが飛ばなきゃ認めないね」

 

というわけで、こんな逆風の中で挑戦。笑

 

結果から申しますと、1.8g サターンワームのDSが逆風の中、サイドキャストほぼノーサミングで30m弱飛びました。

ピッチングでは風にあおられ若干糸フケがでましたが10m弱といったところでしょうか。

 

モリタ:「え?普通に飛ぶじゃん」

 

ちなみに私は手返し重視したいので、3.5g以下のシンカーを使うことはないです。

この時のブレーキダイヤルの設定は、

 

マグネット6個の、ダイヤル4。

ダイヤル5だとマグネットブレーキ特有の失速感が感じられ、4だと伸びがあると感じました。

 

ドラグ

私:「BFS特化だとこんなに緩いものなのね」

 

というのが5匹目のバス(40Up)を釣った後に感じたこと。

はじめは「え?このサイズでもこんなにライン出るの?」と若干焦りましたが、自分の中で比較しているのが10スコーピオンXTなので。

細いラインを使うことを前提に作られているので、当然の緩さ?なのだと思います。

 

ハンドル

私:「ハンドルの長さよりも、ノブの形がフィットしない」

モリタ:「ハンドルがもうちょい長ければいいかな」

 

個人的に好きなノブ形が14スコーピオンのノブ。

比べれば、スコBFSのノブがいかにスリム化されているかが分かります。

ただこのノブ形は慣れの問題なのか?

でも、とっさに巻く際にはすぐに掴めたほうが良いと思いますが。

そしてハンドルの長さですが、42mm長。確かに遠めフッキングして巻いて寄せる際には、長いほうが楽かも?という感じはしました。

XG(エクストラギア)

 

今回、バスをかけたその多くが、溶岩帯に絡んだ場所でした。

 

そのうちの何匹かは岩の隙間に潜り込もうとしました。

おそらくノーマルギアでは潜られて、ラインブレイクされていたかと思います。

一方、このXGではある程度ロッドパワーでいなした後、一気に巻き寄せて主導権を握らせない展開に持ち込めました。

またスピニングの細いラインでもきつかったかと。

10Lbのフロロがリスクを背負わずファイトできるちょうどいい番手でした。

 

もし購入するなら気をつけて

 

というわけでいかがでしたでしょうか?

今回のインプレはここがイイ!っていうよりも、使ってみて感じたことを書きました。

ただここでもう一度確認ですが、私はこのリールは対カバー&手返しの良さを重視した、”カバーベイトフィネス専用機”として購入しました。

というわけで私がこのリールで巻きものをすることは、おそらくないです。

自分にとっての巻物のリズムは6.3がベースになっているので、このXG(8.2)は早すぎます。笑

ハイギアベースでタックルを組んでいる方ならありかもしれませんが、これまでノーマルギアを使っていらっしゃり、今回”巻きも撃ちもやりたい”という使い方を求めて購入を考えているのであれば、ノーマルギアのモデルをおすすめします。

 

で、2人にとってスコBFSは結局どうだったの?

 

私:「もう外せない右腕になりました」

モリタ:「これなら全然ありだわ」

というわけで高評価です。どっちにしろ私は使い続けていたと思いますが。

いろいろなカスタムパーツ等を買い揃える必要もなく、BFSのエントリーモデルとして出来上がっていると言って間違いないと思います。

もしベイトフィネスを始めたいと思っている方がいましたら、前向きにおススメできます。

スコBFSの購入を悩んでいる方にとって、このインプレが参考になればと思います。

 

 

 

 




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