ZODIASでカワズスタイル!!が構築する”ショートロッドスタイル”。
ついに手元に3本のパフォーマーが揃いました。
ロングロッド化が進む業界において、ショートロッドの需要はそんなにないのか?
もはや希少とも言える3本の使用感をまとめていきます。
目次
三銃士
本日もご覧いただきありがとうございます!!
Ryoです。
先日、ZODIASシリーズの中で最長を誇る”176MH-G”のインプレを書きました。
そして今回、間髪入れずにインプレをご紹介させていただきますのは、ZODIASシリーズの中で短剣の三銃士と呼ばれる、3本のロッド。・160MH-2
・1510M-2
・158ML-2
になります。
2ピース
3本ともSHIMANO製のロッドなので、ロッド表記の”-2”はツーピースの意味です。
ただツーピースと言っても、ロッドの中間を半分にしているのではなく、”ワン&ハーフ”というタイプで、継ぎ目がグリップ側に寄っています。
私の個人的な感覚では、ツーピースでもパワーや扱いやすさに不満はないです。
そして継ぎ目は、これがMAXみたいです。
これは初め、私も隙間が全て埋まると思っていたのですが、全然埋まらず・・・。
力任せに押し込んでもどうにもならず、取扱説明書を見ると”無理に押し込むと破損するとのこと”。
見た目が気になる人は、気になってしまう部分かもしれません。
ZODIAS 160MH-2
三銃士の長男坊。3本の中では1番長い6フィート(1.83cm)という長さです。
硬さはMHですが、短さも相まってHぐらいの硬さに感じます。
重量は105g。
仕舞い寸法130cm。
ルアーウェイトの適合は10g~35gとなっています。
メリット
私はこの硬さ、長さを利用し、17スコDCと組み合わせてフロッグ専用タックル”KAWAZZ”を組んでいます。
6フィートという長さは、ローボート+ハイデッキでの使用で、水面にティップをつけることなく、フロッグをアクションさせられます。このストレスの無さは使わないと分かりません。
フッキングもロッドが短い分、短い助走で決められます。
Hクラスにも匹敵するような硬さなのでバスに主導権は渡しにくいと思います。
硬めのロッドということで、撃ちモノにも使えます。
ロッドがコンパクトなのでシャくったりするのもそれほど疲れません。
こちらの使い方でもウィードに潜ろうとするバスを容易には潜らせません!
デメリット
・ティップがあまり曲がらないので、軽いルアーはかなり投げにくい。
・大きなアクションは得意だが、シェイクなどのこまかいアクションは何をしているか手元に伝わらない。
と、MH表記なのにMっぽさをほとんど欠いているので、使う感覚としてはHぐらいだと思ってもらっていいと思います。
1510M-2
三銃士の次男。5フィート10インチ(1.78cm)。
硬さはM表記ですが…実質MH寄りのの硬さに感じます。
重量は100g。
仕舞い寸法は130cm。
適合ルアーウェイトは7~28g。
確かに1ozくらい背負える硬さに感じます。
リールはスコMg1000を載せてます。
メリット
このロッドは、3本の中で一番最後に購入したモデルでした。
なので、それまでは後述する158ML-2でスピナーベイトやジャークベイトをキャストしていたのですが、このロッドの登場で一変。
この硬さと長さが、アクションをつけて使うルアーや、しっかりルアーを送り込みたいシーンで使えると思いました。
具体的にはジャークベイト(ソフトも含む)やスピナーベイトです。
ジャークベイトやミノーなど、ルアーを送り込んだ先でしっかりアクションさせたい時や、
硬めのロッドで、かつオーバーハングやカバーの奥にスピナーベイトを送り込みたい時などにはかなり取り回しがよいロッドだと感じました。
なので使い方としても、ボートを流しながら使用するよりは、ボートのスピードをゆるめて、しっかりルアーを送り込んで誘いたいときに使ったほうがいいかもしれません。
デメリット
・硬さとロッドの太さが相まってなくて、頼りなく感じる。
・短さに慣れないとキャスト距離がつかめず、思うようなキャストが決まらない。(長いロッドと短いロッドを交互に使うと感覚が安定しません)
私のようにロッドの長さをある程度統一しないと、キャストごとに修正しなければならない可能性はありますね。
今年はこの短さ(6フィート以下)がメインになると思うので、これは数こなすしかないです。
(今はスッカラケッチ~のフィールドも、ハイシーズンにはキャストしにくいジャングルになります。その時こそショートロッドの出番です)
ZODIAS 158ML-2
三銃士の末っ子。ZODIASシリーズ全体でも最小の5.8フィート(1.73cm)です。私の身長と同じ。笑
硬さはMLで、そのまんまMLっぽい硬さです。
重量は100g。
仕舞い寸法は130cm。
適合ルアーウェイトは5~18gです。
リールは10スコXT1001を載せています。
メリット
MLという柔らかさから、ロッドティップにルアーウェイトを載せやすいので、比較的軽いルアーでもキャストすることができます。だいたい7gくらいからが心地よいですかね。
それに加えて、1.80にも満たないロッドの短さ。
無意識にロッドを下げても水面につきません。笑
これで狭いところでも扱いやすくなり、また技術がなくても高い精度でルアーを送り込みやすくなります。
巻き物に適しているかな?と思ったのは、ロッドがやわらかいので、グラスロッドっぽくティップが入ってくれることを期待したからです。笑
載せているリールもレフトハンドルなので、ボートを流しながらバシバシキャストを決めて巻き進める、というシチュエーションを想定して使っています。
デメリット
考えてみたのですが、今のところあまり思い浮かばないのです。
ロッドが細いのは若干気になりますが、硬さと合わせると相応な気もします。
また使い進めていく中で追記したいと思います。
ボート上での仕舞い
ご覧のように、ティップがボート上に飛び出しません。
長いロッドだと写真のように置くと飛び出し必須…。
これで枝などを気にせずオーバーハングの裏にも果敢に攻め込むことができます。
長女と四男
そんな3兄弟に仲間入りするメンバーが!
それが158L-2と260ML-Gです。
これでもはや三銃士ではなく、5人チームのスーパー戦隊になりますね。笑158ML-2がベイトフィネスにどうかな?と思っていた矢先の158L-2の登場で、58Lが本格的にスモールプラグ担当になれそうな気がします。
そして紅一点の260ML-G。
各々が明確な役割を持つショートロッドチームが編成できそうです。
まとめ
ZODIASシリーズのショートロッド3選の紹介でした。
他サイズと比べるとあまり使っている人がいないような気がしますが、私はかなり有用なロッドだと思います。
低価格帯ロッドシリーズですので、お試ししやすい価格というのも見逃せないポイント。
ショートロッドの底力をぜひ感じてもらえたらと思います。
それでは!!
Thank you for reading KAWAZZ STYLE!!
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