【ボリュームベイト】を分析するpart2。~トレーラーを付ける理由を理解する~

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前回の続きになります↓

【ボリュームベイト】を分析するpart1。~私歴・サイズ・天候~

2021-03-26

前記事では私の中の【ボリュームベイト】の位置づけを振り返ってみましたが、今回はボリュームベイトそのものについて書いていきたいと思います…。

ボリュームベイトとは

ボリュームベイトとは、スピナーベイト+シャッドテールワーム(orスティックベイト)の組み合わせのことです。

スピナーベイト単体よりもボリューム感があることからの名称…かと思われます。

スピナーベイトとトレーラーにしたいシャッドテールワームなどがあればすぐに準備することができます。

私は普段スピナベにはトレーラーフックは使いませんが、【ボリュームベイト】の場合のみ、トレーラーフックを使用しています。

ワームを付ける意味

シャッドテールワームなどを取り付けて、スピナーベイトを【ボリュームベイト】にパワーアップさせるわけですが。

ワームを付けることがどのような効果をもたらすのか?これを理解しておくことが、この釣りには大事だと思っています。結果、キャストする場所やリーリングのスピード変わってくるからです。

ルアーのボリュームを増やす

ワームを付ける意味の中で、私はこれが一番重要だと思っています。

”ルアーという塊”としてのサイズを上げることと言えばいいのか。汗

スピナーベイトを肉厚にするっていうイメージです。

冬を終えて春の産卵に向けた準備をするために効率良くエサを食べるなら、一回の食事で大きな獲物を食べる方が効率的だと考えると、スピナーベイト単体よりも【ボリュームベイト】の方がバスの欲求に近づけられると思います。だから肉厚にするのです!

したがって私はトレーラーにするワームが何でも良いとは思っておらず、見た目に肉厚だなと思ったワームを選ぶようにしています。私はフルスイング4インチor5インチ(レイドジャパン)を選んでいます。(スティックベイトの場合はデスアダー5~6インチ)

この肉厚感はスピナーベイト単体では出せないですよね。

アピール力を増やす

スピナーベイトの場合はブレードのフラッシング、ブレードの水の撹拌、ルアー自体の振動、スカートの振動がアピール力になります。

これが【ボリュームベイト】のなると、上記に加えて”テールの水押し”、”ワーム自体の水押し”というアピール力が加わります。

1つのルアーから6つの異なるアピールを一度に発生させるルアーってなかなか無いんじゃないでしょうか?

なので使うスピナーベイトも強い部類のもの、シャッドテールワームも強い部類の物を選択するようにしています。強アピールと強アピールを強引にくっ付けちゃう感じです。

これがどちらかが弱いと、片方の強さにアピール力を消されてしまっているように感じるのです。(それが良い場合もあるかもしれませんが…。) D-ZONEとの組み合わせにスティックベイト系を使わなくなったのはこの為です。

ゆっくり巻ける

トレーラーを付けることで、スピナベの推進力にブレーキをかけることができます。だから、ゆっくりと巻けるようになります。

水温が上がり始めている→素早く動けないバス君→エサを食べたい→近くを強烈なアピールする物体がゆっくりと通ろうとしている→つまり…イケる!!

と思わせることできると考えながら使っております。

なのでキャストする際は、バスの目の前を通そうとするよりは、バスを引っ張ってくるようなイメージで投げてます。

「ここにいるかもしれない」とキャストしてみると..バスが.飛び出してくるかもしれませんよ。

風に強い

シャッドテールワームを付けることで、ルアーのウェイトが大幅にアップします。

だから、強風時などでもしっかりとルアーを飛ばすことができます。

私は【ボリュームベイト】は荒天時での出番がほとんどなので、これは結構大事なんです。

現時点の組み合わせ

と、ここまで私の【ボリュームベイト】に関して感じていることをまとめてみました。

だからD-ZONE+フルスイング4インチに辿り着いた、というのもなんとなく察してもらえるでしょうか(;^ω^) 現時点での私の【ボリュームベイト】のスタンダードと言えます。

実は先日の大会の次の日にボリュームベイトを同じように試して下さった方がいたのですが、しっかりとキャッチされていまして…。

早春攻略の引き出しの1つになり得るんだと改めて実感した次第です。

まとめ

早春攻略の一手、【ボリュームベイト】。

決して万能なルアーではありませんが、スピナーベイトにトレーラーワームを付ける理由をきちんと理解するほど、いかにビッグバスを狙うのに適しているのかが改めて分かります。

私は早春×荒天という限定的な場面ですが、出会うバスがデカいのが何よりの証拠です。

食わず嫌いの方もいるかもしれませんが、もしかしたオイシイ経験をすることができるかもしれませんよ。

(そういえば強アピールと強アピールを強引にくっつけるという表現、ドラゴンボールで表すと”悟空とベジータをポタラでくっつけてベジットにする”ってことかも。ゴジータじゃなく。)

それでは!

Thank you for reading!!




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