サンデーアングラーは【キャスト数】ではなく、○○数を増やすべきだった!!

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サンデーアングラーの【キャスト数】についてこれまで4回に分けて書いてみました。

そして今回が最終回になります。

週末釣行という限られた時間の中で釣行する私にとって、釣果を上げるためにはキャスト数を増やすことが1つの答えなのか?

キャストが多い場合と、キャストが少ない場合の両方を経験してみた私が今考えていることを最後にまとめてみたいと思います。

(こちらが前回になります↓)

【キャスト数】を嘲笑う、カバースキャットを使った釣り。

2021-04-26

増やすべきはバイトチャンス数

結論から言いますと、増やすべきはキャスト数ではなくバイトチャンス数(=狙いのあるキャスト数)であると私は考えました。(いや再確認したというべきか…。)

そのキャストのねらい

バイトチャンス数を増やすとはどういうことか?でありますが、あくまで私の中では”ここでバイトしてくるかもしれない”、”バイトするならここだろ?”という狙いのあるキャストを増やすということだと思います。

例えばスピナーベイトをキャストする際に、ストラクチャーなどが何もない所にキャストする場合と、ストラクチャーの横を通すキャストをする場合があるとします。

前者と後者、どちらにバイトチャンスの確率が高いのかと問われれば、それは後者になると思います。

もちろん前者の場合も、スピナーベイトのガーグリングで水面でバイトを誘うとかブレイクに沿って巻いてくるという狙いがあれば話は変わってきます。

つまりは”そのキャストにどんな狙いがあるのか?”がはっきりしているキャストであればバイトチャンスに繋がることになり、そのバイトチャンス数を増やすことが釣果に繋がるのではないか?ということです。

カバースキャットだって

釣りのテンポがゆっくりになるカバースキャットも、確かに”キャスト数”は極端に減ってしまいます。

しかし、”バイトチャンス”という点で見ると、また違う見方にもなります。

1キャストでおよそ40m飛ばしてワームを沈めてから、2ジャーク&フリーフォールの動作をひたすら繰り返すのですが、1キャストの間にこの動作がおよそ25回程度出来ます。(私の場合)

カバースキャットはボトムでバスを誘います。ボトムというバスにとってエサを追い込みやすいシチュエーションはまさに”バイトチャンス”と言っても良いでしょう。

そのバイトチャンスをカバースキャットは1回のキャストで25回も演出することができるわけです。

基本に立ち返る

このように考えてみると、これまで私がカウントしてきたキャストの中で、”バイトチャンスを意識したキャスト”はどれくらいあったのでしょう。

自分は1キャスト1キャスト、狙いを持っていたつもりでしたけどね。笑

そしてバイトチャンスをしっかりと演出するためには、結局のところ、

・送りたい場所にルアーを送るためのキャストテクニック

・送りたい場所に適したルアーやタックルのセレクト

が大事なんだろうなと思います。

お気づきの方もいると思いますが、これはバスフィッシングの基本ですよね。読んでくださっている方の中には、「何を当たり前のことを言っとるんだ?笑」と思われる方もいるかもしれません。

実際私も書きながら、「なんかこれって至極当然のことじゃないか?」と思い始めてました。笑

でも、そんな基本的なことがいつのまにやら抜け落ちてまして私は今回キャスト数をカウントしたことで改めて基本の大切さを再確認させられた、というわけです。

どんなに良いルアーを使っていても、バスがいないところにキャストしていては意味がないんですよね…。

おわりに

何か発見があるかもしれないくらいの感覚でキャスト数をカウントし始めたのですが、意外な発見も多く、収穫はたくさんありました。

ちなみに私は100均のカウンターをライフジャケットにぶら下げて、1キャストごとに1プッシュ、もしくは10キャストまで脳内カウントして一気に10プッシュする方法で数えてました。めちゃくちゃ古典的です。笑

いちいち数えるなんてめんどうって思われると思いますが、たまにやってみると自分の釣りのクセとかも発見できて面白いです。

このテーマは一旦ここで終了しますがなんせカウントスタートしたのが真冬だったので、この調査は今後も引き続き行なってみて、また面白いことがわかったらその都度記事にしてみたいと思います。

それでは!

Thank you for reading!!




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