釣り方、エリアに目星をつけて臨んだ大会当日。
プラン通りに進められるのか、状況に合わせて柔軟に対応できるのか。
秋の東条湖、マキフェスWEST、出陣です!!
肌寒い朝
この日は朝から風が強く、半袖半ズボンスタイルではなかなか寒い朝でした。結局、風は一日中強く吹いてました。
天候も雲の動きが早く、晴れ間がややのぞいてもすぐに雲が太陽を隠してしまうローライト。
ハードベイトにはうってつけの天候ではあったように思います。
また減水の状況は相変わらずで、上流に行くプランは改めて無しと判断。
随所でトップもキャストしようと思っていましたが、風裏以外では反応させられないだろうと…。
その代わり、脳裏にチラついていたのがスピナーベイト。メインには据えていませんでしたが、急遽チビーブル3/8ozを準備しておきました。
この雰囲気が好き
陽が上ってくるに連れて、参加者も続々と集まってきました。
エントリー用紙などはH-1と同じ形式で、特に慌てることもなく、粛々と。
参加賞にはビーフリーズをチョイスさせていただきました。
8時前には朝のミーティングがスタート。
こちらもまた大会運営者のお一人、三原プロ。
そしてミーティング後にスタート!
まずは1匹を
予想以上に参加者の多くが上流方面にバウを向ける中、私はホテル赤坂方面へ。
ここを選んだのはバスのフィーディングポイントになっていると予測したから。プラクティスでは背ビレを出しながらボイルするシーンや、スクールで回遊する場面もあり、チャンスはあるのではないか?と睨んでいました。
このエリアからダムサイト、水天宮岬まで回れるので、ここで釣れずとも…と思いつつ、やはりバイトはなく。
水天宮岬手前で先に入っていたアングラーが1匹キャッチしているのを目撃。
「キーパーギリギリでした〜」と教えてくれ、必ずこの周囲にはいると確信。
そのすぐ後にブリッツEXDRで27cmのキーパーをキャッチすることができました。
バラシの呪い
その後、キッカークラスがいるピンにジョイクロをキャスト。
ものすごい勢いで浮上→バイトするかと思いきや、鼻先でジョイクロをツン…。
ドキドキはしたものの、この展開は想定内。(その後、このピンには数回入り直しましたが、反応したのは最初だけでした。)
そのまま1時間半ほどノーバイトが続きます。
ここでスーパースレッジのドラッギングを投入。
5mレンジでバイトは出るものの、ファイト中にことごとくバラす。泣
“バスから反応はある“ことを信じ続け、なんとか釣り続けました。
風が吹いたらスピナーベイト
試合時間が進むに釣れて、増していく風。
“ここ最近でここまで風が吹いたことがない“。
この風がバスにスイッチを入れてくれているはずだと思い込むことにしました。
そして狙ったのは、これまた必ずバスがいるワカサギ桟橋。
生半可なスピナーベイトではこの風と波の中ではアピールできないと思い、選んだのはクリスタルSディーパーレンジ3/4ozでした。
そして、すぐに答えは返ってきて、キーパージャストサイズをまず追加することができました。
膝から崩れ落ちる
やっぱりスピナーベイトだった。
キーパーサイズはなんとか釣れる。ピンスポットでキッカーを狙うならスピナベだ!と、その後は移動はドラッギング、ピンはスピナベの2投流。
それでもやっぱりドラッギングはバラす←
そして再度、入り直したワカサギ桟橋。ディーパーレンジを桟橋の際にキャストしてリーリングを開始すると、そいつは出てきたのです。
桟橋についてるバスを引っ張り出す。
黒い魚体は疑う余地もなくスピナベにバイト。フッキングを決め、ファイトをするもジャンプでフックアウト。
今年何度も見たようなサイズで、50cmは超えていたでしょう。
儚く散った夢、膝がガクガクして、崩れ落ちました…。
スピナベがヒント
この時点でライブウェルには2匹のみ。ウェイト予想が当たっていれば、このままでは平凡な順位で終わってしまう。
3本を揃えることに望みをつなごうと切り替えて、桟橋周りでのシャッドゲーム。
1キャスト目で3匹目をキャッチ。これでリミット。息を吹き返す。
次はキーパーギリサイズの入れ替えを目論む。
浮きものの際をスピナベを通すと、ブレードに猛アタックするバスを確認。“これはシャッドで獲れる“と確信して、10分ほど空けて再トライ。
スイッチが入っていたバスはボート際までシャッドを追ってきて、最後にバイト。
試合終了15分前で4匹目をキャッチして入れ替えに成功して、ウェイトをあげることができ、ここで帰着となりました。
予想ウェイトはキロいかないくらい
帰着してウェイト申請すると、待機指示。
先にウェイインする人たちの動向を見守りながら心臓バクバク。笑
人生初の観客の前でのウェイインとなり、コールされたウェイトは920gでした。
ウェイト予想は当たっていて、1匹ナイスサイズを絡められた人がTOP3といった構図でした。
いわゆる今回のすごい人たちにかろうじて入ることができて良かったです。
まとめ
あの50アップをキャッチできていれば…。
これが私の今回のたらればです。笑
けれど、ここに書き出すことで供養はできたのでもう言いません(多分)。
運を味方につけられなかったこと、プラではほとんどバラすことがなかったのに試合ではことごとくバラしたこと…真剣に参加したからこそ見えた自分のウィークポイントでしょう。
けれど、最後まで諦めずキャストし続けられたこと、ギリギリで入れ替えできたこと、自分の釣りに意味を持たせられたこと…これもまた自分の成長だと信じたいですね。
そしてそのリターンはとても豪華なものでした。
各メーカー様からの協賛品がとても豪華でして、ありがたくいただきました。
そしてハードベイトのパワーをものすごく感じた日でもありました。
千代田野郎でたびたびハード縛りをしてきましたが、ここでその成果の片鱗が見られるとは1ミリも思っていませんでした。
スピナベで引っ張り出したバスのように、ハードベイトだからこそ釣れる魚がいる(釣ってないけど)。
バス釣り、本当におもしろいです。
最後になりましたが大会運営の皆様、東条湖BIGBITEのスタッフの皆様、協賛メーカー様、参加者の方々、お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。
それでは!
Thank you for leading!!
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Ryoさんお疲れ様
捕れなかったかあ〜!
戦術は申し分なかっただけになあ…
でも、この悔しさが次の工夫を生み、経験値を上げるんだよね。
考えて、思い通りになったり、答えがちゃんと返って来たり、でも自分自身のスキルが比例しなかったり。
ブラックバスは本当に楽しいね?
本当におめでとうございます!
返信できてませんでした。汗
あと一歩、何かが足りなかったですね…。
これからも精進ですね(^^)