無音と言う、未開の地へ・・・。

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ラトル音。

ジャラジャラ。

コトコト。

ゲロローン。

 

私はこれまでハードルアー(今回はクランクに絞る)には”ラトルイン”は当たり前だと思っていました。

しかし以前、西東京メンバーでクランクベイトの話で盛りがった時に、

 

 

「俺は基本サイレントしか使わないよ。」

「ラトルインは考えられないかも。」

 

と自分の常識を覆されるような発言を聞きまして・・・。

それにとどまらず”有音”は罪なのか?と自問自答するようになり。笑

ラトルの存在を私はこれまでどう考えて使っていたのか、見直すことにしました。

 

自分のメインフィールド

 

それは千代田湖です。

 

 

先日まではクリアアップしていたようですが、千代田湖は平均してステイン寄りのマッディウォーターかなと思います。

つまり、濁っていると・・・。

すると単純に、私は”見えないならば視覚ではなく、聴覚でアピールしないと”と考えるわけです。

なので、個人的にクランクベイトのメインになっているのがメータークランク2m(NORIES)なのです。

 

 

このクランク、非常に騒がしいのが特徴の1つ。自分のカラーチョイスも派手目が多い。それはやはり濁り対策だからです。

 

先日の亀山湖もかなり濁りがきつかったので、先発はメータークランクでした。

 

 

このメータークランクより、深いレンジのクランクも見てみると、

 

 

自分のタックルにはやはり騒がしい系が多いのかな?という印象です。

 

ラトル音は威嚇音

 

これも意識しております。

バスのテリトリーに騒がしいヤツが入ってくれば追い出そうとする。

そんな威嚇スイッチを入れてくれる要因の1つだと思っています。

”「エサじゃない何かであるルアー」”をよりエサじゃないものに仕立てあげてくれるのではないかと思います。

ここまででまとめてみると。

 

自分にとってラトル音があるというのは、

・バスに居場所を分かりやすく伝えるため

・バスの威嚇心にスイッチを入れる

この2つの理由が主でした。

 

サイレントということは、この逆を狙っているということなのでしょうか。

サイレントのメリットを考える

しかし考えてみると、音がない→バスに必要以上にプレッシャーをかけないぐらいしか思いつかない!笑

威嚇心を煽るにもバスの鼻っ面を通してやらないといけないし…。

 

…鼻っ面を通す。

 

バスの気持ちになって考えたとき、

「うわー遠くからなんかきてんなぁ…。俺の顔の前通りそうだなぁ」といってルアーが顔の前を通る場合と、

「うわー腹減ったなぁ…。なんか食べたいなぁ」といってルアーが顔の前を通る場合と、

果たしてどちらがバスにとって思わず口を使ってしまうシチュエーションなんでしょうか。

 

 

 

答えはどちらもありえると思います。笑

 

自分が思ったのは”音が聞こえる”ということは、遠くにいるバスをやる気にさせることもあれば警戒心をもたせることもあるのではないかということでした。

 

当たり前のことを書いてしまいましたが笑

 

いざ、未開の地へ

 

というわけで、サイレントタイプのクランクはいずれ手に入れねばと思っていたところに、

 

イヴォーク1.2(deps)を安く手に入れることができたわけです。

で、先日の亀山湖。

自分の中では”プレッシャーがかかりまくっているんだろうけど、やる気はあるってエサ喰いたいんだろうな”と思い、クランクを選択。プレッシャーを考慮してサイレント=イヴォークをチョイスした矢先に、グッドサイズとな。

 

 

これがサイレントだったから釣れたのかは分かりません。

しかし、未開だったジャンルで結果を得られたことは、個人的にはこの先も投げてみようというきっかけになるんです。

 

で、この辺も追加で仲間入り↓

 

 

タイニーブリッツ(o.s.p)やチップ(開発クランク)。

投げてみたいシチュエーションが思い浮かびすぎてニヤニヤしてしまいます。笑

 

有音3年、無音0年

 

これまでクランクはラトルインだけを投げてきました。

釣れない時ももちろんありました。

でも、一途に投げてきたことは無駄じゃないはず。

押してだめなら引いてみる。

今まではラトルインでは反応しなかったシチュエーションで、ルアージャンルそのものを変えるのではなく、サイレントという選択ができる。

これってちょっとしたことだけど、大事だと思うのです。

ラトルが効く場面が分かっているからこそ、逆にサイレントの出しどころも分かりやすい。

そんな風に使い分けられればいいですよね。

 

今年が私のサイレント元年。

Ryoでした。

 

 

 




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