【17 スコーピオン DC】インプレ。コスパの高いDC搭載機。

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今年の6月に私の新たなタックルとして参入した【17 スコーピオン DC】。

これまで使用してきまして感じたことを、ありのままに書いていきたいと思います。

 

 

2017、新時代

 

本日もご覧いただきありがとうございます!!

Ryoです。

 

12月もあっという間に折り返し、2017年が終わりますね。

今年もあと何回釣りに行けるだろうか・・・。

 

そんな2017年、”Scorpionシリーズ”は、新たな時代を迎えました。

 

私はベイトリールに関して、すべて”Scorpionシリーズ”で揃えています。

1番古いリールで”97 スコーピオン1501”をまだ現役使っている次第でございます。笑

というのも、私の信条としては「1度世の中に出たものなのだから、何もかもが悪くなったわけではないだろう」ということ。

「”スコーピオンシリーズで揃えて釣ってます!”なんて人はいないのではないか」という遊び心。

この2つを重要視して、Scoripionシリーズを使っています。

 

とはいえ日々技術は進歩し、リールも次々と高性能になっていることもまた事実であり、その波にも乗り遅れてはいけないとも思っています。

 

その波に乗り、今年、SHIMANOが誇るリール技術の革新、”iDC”と”FTBシステム”が搭載されたモデルが相次いでリリースされたのです。

それが、【17 Scorpion BFS】と【17 Scorpion DC】です。

 

(BFSに関しては、すでにインプレ記事を書かせていただいておりますので、そちらをご覧ください)

 

革命

DC(デジタルコントロール)が、中堅機リールに搭載されたことは革命といっても過言ではないかと思います。

SHIMANOが誇るこの技術はこれまでカルカッタシリーズ、アンタレスシリーズ、メタニウムシリーズにしか搭載されていませんでした。

一応、Scoripon DC7というモデルがありましたが評判はあまりよくなかったと聞きます・・・。

 

そんな中、今回スコーピオンに搭載されたのはメタニウムDCに搭載されていた”iDC-5”。

メーカーの本体価格を比べても、メタニウムDCとスコーピオンDCは約2万円の差があります。

格安で”DC”を手に入れられるようになった衝撃は計り知れません。

 

 

スペック

品番 ギア比 最大ドラグ力
(kg)
自重(g) スプール寸法
(径mm/幅mm)
ナイロン糸巻量(lb-m) 最大巻上長
(cm/ハンドル1回転)
ハンドル長(mm) ベアリング数
S A-RB/ローラー
本体価格(円) 商品コード
100
RIGHT
6.3 5.5 215 34/22 12-120、14-100
16-85、20-70
67 42 7/1 37,500 03659 9
101
LEFT
6.3 5.5 215 34/22 12-120、14-100
16-85、20-70
67 42 7/1 37,500 03660 5
100HG
RIGHT
7.2 5.5 215 34/22 12-120、14-100
16-85、20-70
77 42 7/1 37,500 03661 2
101HG
LEFT
7.2 5.5 215 34/22 12-120、14-100
16-85、20-70
77 42 7/1 37,500 03662 9

※HGはハイギア仕様です。
△最大巻上長は、最外径による計算値となっています。

[ SHIMANO HPよりお借りしました ]

 

私は”101HG LEFT”を使っています。

 

偏ったインプレ

 

今回17スコDCのインプレをしていきますが、使用してきた場面がかなり制限されています。

かなり偏った使い方しかしていないので、参考にならない方もいるかもしれまれんが、読んでくださる方の判断にお任せいたします。

 

主な使用シーン

私はPE(東レ ルアーPE[55lb])を巻いて使っていたので、必然的に投げるが多かったのはトップウォーターでした。

あとは、テキサスリグやジグをキャストすることも多かったです。

 

①フロッグ専用機として

17スコDCを購入するキッカケになったのが、”Scoripionリール”でフロッグをストレスなくキャストしたい…というものでした。

フロッグ専用機となる際は、ZODIAS160 MH-2と組み合わされ、名を「KAWAZZ」として活躍しています。

②トップウォーターをよく投げた

夏は西湖に通っていたので、バスと間合いを離す為ロングキャストで、トップウォータープラグをバンバン投げてみました。

③テキサスリグ

主にウッド系カバーやウィードに対して撃ちました。

 

比率としてはフロッグ:トップ:テキサス=5:4:1ぐらいです。

 

DCの効き具合

 

ルアーはジャイアントドッグX(メガバス)。

キャストはフルキャスト。

まず無風状態ではダイヤルは「2」でした。これで着水時のみのサミングでほぼいけました。

「1」だと無意識にサミングしてしまってましたが、サミングなしだと5回に2回は軽くバックラッシュしてました。

「3」「4」「AUTO」はキャストできますが、飛距離があまり出なかったので遠投ではしようせず。

カバーにスキッピングさせる場合などは逆に多用しました。

 

次に微風状態です。(水面がざわつくぐらい)

無風状態から、1つずつダイアルを落として、使っていく感じでした。

つまり、1→× 2→△ 3→〇 4、AUTO→◎(ただし飛距離はのぞめない)

 

続いて、強風状態です。(時折白波がたつぐらい)

1、2、3→× 4→〇 AUTO→◎

AUTOの場合は「この強風で飛べば十分かな」程度の距離です。(25mいかないくらい)

 

参考までに。

そのまま他の使用感などについても述べていきます。

 

 

①臆せずカバーの奥に投げ込める

 

SHIMANOリールで、キャスティング素人でもカバーの奥にスキッピングさせられるリールってなんだろうと考え、思いついたのがDCリールでした。

上手い方であれば、通常の遠心リールでも出来るのかもしれませんが、私には…無理でした。笑

やれなくもないのですが、圧倒的にライントラブルのほうが多い。

これでは気持ちよく釣りなんてできません。

 

フロッグの釣りで言えば、フロッグマイスターの方々の多くが、カバーの奥の奥に打ち込めといいます。

ライントラブルに臆することなくキャストできるDCリールなら、それがやりやすいというわけです。

 

私が組み合わせているロッドがショートロッドということもあり、なおスキッピングがしやすいこともありますが、

 

私は潔くカバーに近づいてしっかり投げ込むことを重要視したので、ライントラブルを恐れずキャストできるDCの選択は間違ってなかったように思っています。

 

②めっちゃ飛ぶ

 

飛ばしやすい、という表現のほうがいいかもしれません。

あの「キーン…」というDC音がつい聞きたくなり、夢中でロッドを振るのですが、6ftジャストMHクラスのロッドで、ジャイアントドッグXをキャストしたら,50mほど巻いてあったラインが全て放出されました。

これがロングロッドだったら、もっといくかもしれません。

 

③自重

ラインを含めると222g。

参考までに、メタニウムDCが190g

こう比較すると、結構重いですね。

実際使っていても重さで手が疲れることはありました。ただその時は、半日フロッグをドッグウォークさせていたので。笑

組み合わせているロッドが軽いこともあり、バランスは取れていると思います。

手元を軸に、ルアーを送り出す感じです。

 

④ハンドル

私は1~2程度使って、すぐにロングハンドルに変えました。

使用目的がフロッグだったこともあり、回収やフッキングしてからも素早く手元に引き寄せられるようにしたかったからです。

ロッドが短くなっている分はハイギア+ロングハンドルでカバーしています。

 

⑤サイドカップ

これはすでに1度落水させかけたのですが、リールに固定されていません。

万が一ボート上でいじる場合は最新の注意を払ってもらえたら…と思います。

ただラインを決めたら、固定メモリを合わせてしまうので、ほとんどフィールドで開けることはないかもしれません。

 

⑥10g以上のルアー

これが快適にキャストでき、しっかりDCが起動する最低ラインのウェイトだと思います。

 

7gテキサスなどの撃ちモノでは、スプール初速がかなり重く、DCも発動しません。

7g程度のハードルアーもキャストがしんどいですね。投げれないこともないですが。

投げたロッドが160MHということで軽めのルアーをキャストするのに対応していなかったので、そこはまた違うかもしれません。

 

私はDCリールって、実はバーサタイルに使えるのではないか?と思っていましたが…全然そんなことなかったです。

 

⑦リールカラー

ブラックを基調として、まるでZODIASと合わせるが為に施された赤いライン。

改めて見ると、赤が使われている箇所は一点だけでした。

ですが、ブラックはブラックでもテカテカブラックなので、好みは分かれるかもしれません。

 

このリール、買い?

 

さて、17スコDCを使ってきた私の率直な感想を申しますと、

「DCってどんなものだろう?」ということを知るには十分すぎるリールだとは思います。

Scorpionシリーズの強みである”コスパ”がやはり魅力的です。

一方で、

初めてベイトリールを買う人にはキャストに臆することなく使えるリールだと思うし、

すでにリールを複数台持っている人には、これでないとダメか?と思うリールだと思います。

 

 

私の場合は”フロッグ専用機”という大義名分があったので購入をためらいませんでしたが、

リールの重さ、ウェイトの許容範囲、コスメ等をしっかり考えて購入しないと、思わぬ出費になるかもしれません。

 

私もフロッグ専用機を作ろうと思わなかったら、多分買ってません。笑

だからこそ私はフロッグ専用機として、この17スコDCを愛してます。

 

 

まとめ

 

確実に言えるのは、「この価格でDCを使えるのは革命である」ということ。

DCを所有しているという気分に大いにさせてくれると思います。

しっかりキャストしてルアーを送るという、釣りの基本を忠実に行ないやすいリールです。

キャスティングに自信の無い方は、ぜひDCの力を利用してまだ見ぬバスを手にしてもらえたら…と思います。

 

それでは!

 

Thank you for reading KAWAZZ STYLE!!




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