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Ryoです。
さて、タイトルにもありますように、今年に入り西湖と本栖湖で相次いでコクチバス(スモールマウスバス)が見つかったようです。
身近なフィールドでの出来事ですので、今回取り上げさせていただきたいと思います。
結論から言えば”駆除”の方向で話は進むようです・・・。
H29.11.3付けの山梨日日新聞の記事の要点をまとめていきながら内容を確認していきたいと思います。
肉食外来魚 再び生息
今年に入って本栖湖と西湖で特定外来生物に指定されているコクチバスの生息が相次いで確認され、山梨県水産技術センターは来春、両湖で生態調査を実施する。肉食性で生態系に悪影響を及ぼす可能性があるとされる淡水魚で、7年前を最後に県内では報告がなかった。関係者は西湖で約70年ぶりに発見されたクニマスへの影響を懸念し、河川でアユなどの漁場を荒らす可能性を指摘する声もある。同センターは個体数が増殖しないうちに全容を把握し、駆除する考え。
(山梨日日新聞より)
スモールと富士五湖の関連性
記事によりますと、1996年に本栖湖と河口湖で初めて生息を確認。本栖湖では97年度から01年度に約90匹を駆除。
その後は10年に山中湖で1匹確認されて以降は確認されてなかったようです。
今年(17年)に入り、本栖湖で2匹が確認され、9月には西湖で1匹が釣られたようです。
今後の動き
両湖で生息が確認された後、潜水調査が行われたようですが、確認はできず。
現状は生息数は少ないだろうとしながらも、5~6月の産卵期の前に再び潜水調査を行い、見つけ次第捕獲するようです。
各漁協の対応
両湖とも駆除には協力的なようで、対応を検討するとのことです。
懸念
今回の駆除に際して、私の1番の懸念は「スモールの駆除と同時に、ラージも駆除されてしまうのではないか」ということです。
それに関して、山梨県水産技術センターに問い合わせをしましたが返事はいただけませんでした。(2017/11/21 現在)
私の考え
スモールが身近で釣れるようになったら・・・おもしろいのかもしれませんね。
でも現実的な話、今回の駆除は私は賛成です。
仮にこのままスモールが増えていけば、バサーとしてはより楽しめるのかもしれませんが、その楽しめる裏では苦しむ人が必ず存在します。
アユやクニマスを食い荒らす存在としてブラックバスという魚は、やはりいいイメージを持った魚ではないのです。
それは先月末にいった忍野村にある淡水魚の水族館でも強く感じました。
全くいいこと書かれていないですから。
西湖に限った話で言えば、西湖はバスの大型化が進み、夢のあるフィールドになっております。
そんなフィールドを楽しむことができるのは、漁協組合の方や他魚種の方の理解があるからでしょう。
バスと在来種が共生できているといっていいのかもしれません。
その適度なバランスが、今回のスモールの出現よって崩されるとしたら、果たして手放しで喜べるでしょうか。
もしかしたら矛先がスモールだけでなく、ラージにも向く可能性だってあります。
西湖でのバスフィッシングの未来を考えると、やはり今回の駆除は仕方ないと思うのです。
スモールが嫌いなわけではありません。
まだ数回しか釣った事がありませんが、大好きです。
だからスモールを釣りたくなったら、進んで県外フィールドに出かければいいと思うんです。
山梨からだと、木崎湖や野尻湖かな?
そうすると湖周辺にお金を落とすことになりますし、各漁協にもお金を払うことになり、そのフィールドにささやかながら貢献することができます。
そして、それは未来のバスフィッシングフィールドを守っていくことに繋がると思います。
罪は無いスモール
おそらくこれまでもひっそりと生息していたのでしょう。
それが今回明るみになったことで、駆除されることになった。
スモールマウスバス自体には罪は無いんですがね…
持ち込んだ人が悪いわけであって。
駆除されるバスのことを思うと胸が痛くなりますが、今の私にできるのはその分、別フィールドに足を運んだり、西湖や本栖湖に足を運ぶことしかないのかな?と思っています。
この内容について、また進展がありましたらお伝えさせていただきます!
それでは!
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